中島健人、北斎との縁と未来への展望を語る
中島健人、葛飾北斎との意外な共通点と未来への展望を語る
1月30日、都内で開催された「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」のメディア先行内覧会に登壇した中島健人さんは、葛飾北斎との意外な縁や自身の将来像について語りました。このイベントは、北斎が生きた江戸時代をイメージし、映像やサウンド、触覚を駆使した次世代型イマーシブ体験を提供するものです。中島さんはこのプロジェクトの一環として、スペシャルコラボレーション楽曲の制作にも参加しています。
中島健人と葛飾北斎の縁
葛飾北斎は、日本だけでなく世界中で認知されているアートアイコンとして知られています。中島さんも北斎を「北斎先輩」と称し、深いリスペクトを表明しています。特に、自身の姓である「中島」を北斎が一時期名乗っていたことに対して、特別な縁を感じていると述べました。このような歴史的背景が、彼にとって北斎とのコラボレーションをより意義深いものにしているようです。
もし生まれ変わるなら「光源氏」
中島さんはソロデビュー後、自身の変化についても語りました。新たなステージでの挑戦を通じて、表現力を高めているといいます。特に興味深いのは、彼が「もし生まれ変わるなら光源氏になりたい」と語ったことです。光源氏は、日本文学における究極のモテ男として知られています。中島さんはその「モテの極致」を一度体験してみたいと笑顔で語りました。このユニークな願望は、彼の自己探求と表現の深化を象徴しているのかもしれません。
江戸時代へのタイムスリップ願望
イベント中、もしも江戸時代にタイムスリップできたらという質問に対して、中島さんは「江戸アリーナでライブをしたい」と答えました。彼は江戸時代でもアイドル活動を継続したいと考えているようです。また、ライブの後には「江戸前寿司を楽しみたい」と冗談交じりに語り、場を和ませていました。この回答からは、彼の創造力とユーモアが垣間見えます。
北斎との未来のコラボレーション
さらに、北斎が現代に来たらどんなコラボレーションをしたいかという問いに対して、中島さんは「映画かドラマで共演したい」と熱意を示しました。北斎を重役として、自身は平社員として登場し、最終的に対決するというドラマの構想を披露しました。このような大胆な発想は、中島さんのクリエイティブな才能を示すものであり、彼のファンにとっても新たな楽しみとなることでしょう。
イマーシブ体験と未来の可能性
中島さんは、イマーシブ体験についても自身の思い出を語りました。特に、ニューヨークで体験した没入型ミュージカル「Sleep No More」での出来事を振り返り、自身が物語の一部になったような感覚を味わったといいます。これが彼にとって、今回の北斎展のイマーシブ体験と重なる部分があったようです。さらに、宇宙旅行が実現する未来を想像し、そこでの新たなイマーシブ体験を期待していると語りました。
[松本 亮太]