楽天ゴールデンイーグルスに新戦力、ハワードとヤフーレの挑戦がスタート
楽天ゴールデンイーグルスの新戦力:ハワードとヤフーレがもたらす期待
楽天ゴールデンイーグルスは、新たな戦力としてアメリカ出身のスペンサー・ハワード投手(28)と、昨季ヤクルトでプレーしたミゲル・ヤフーレ投手(26)を迎え入れました。両投手は30日、沖縄県内のチーム宿舎で入団会見を開き、今後の意気込みを語りました。
新天地での挑戦を誓うハワード
また、彼の身長は190センチと恵まれた体格を持ち、高校時代にはビーチバレーにも打ち込んでいたという多才な側面も持っています。「バレーの方もすごく自信があったんだ」とはにかむ姿からは、スポーツ全般に対する情熱が感じられます。背番号「15」を身につけるハワード投手は、「できるだけ長く投げて、チームが勝てるようなピッチングをしたい」と、楽天での活躍を誓いました。
ファンの愛称「ペコちゃん」を継続するヤフーレ
一方、ヤフーレ投手は、昨季ヤクルトで5勝を挙げた実力者です。ファンからは、その愛らしい笑顔と不二家のマスコットキャラクター「ペコちゃん」に似ていることから「ペコちゃん」と呼ばれており、入団会見でもその愛称を継続することを望みました。ヤフーレ投手は「ホームの球場が大きいので、ホッとしている。東京と比べて仙台は暑すぎないので、そこを味方につけてやっていきたい」と、新たな環境での適応に自信を見せています。
背番号「89」に強い思い入れを持つヤフーレ投手は、「本当につけたかった番号。それに恥じることないようにピッチングできればなと思う」と語り、メジャーリーグで初めてつけたこの番号に誇りを持っています。「10勝したいし、防御率もなるべくいい状態をキープしたいが、1年間けがなく健康に終えられることも1つの大きな目標」と、具体的な目標を掲げています。
楽天の先発陣に革命をもたらすか
楽天は、昨季のチーム防御率が12球団ワーストの3.73と苦しんでおり、新たな助っ人2人の加入は大きな期待を背負っています。12年ぶりのリーグ優勝を目指す楽天にとって、彼らの活躍は不可欠です。
楽天ゴールデンイーグルスのファンにとって、新たなスター選手の誕生は喜ばしいニュースです。彼らの活躍が、どのようにチームに貢献し、そしてどのように日本の野球界に新しい風を吹き込むのか、今後のシーズンにおける彼らのプレーが大いに期待されます。
[田中 誠]