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2025年01月30日 20時10分

ロッテのドラ1新人・西川史礁、石垣島でプロ初キャンプに挑む

ロッテのドラ1新人、西川史礁外野手が石垣島でプロとしての第一歩を踏み出す

プロ野球のオフシーズンが終わり、選手たちは新たなシーズンに向けて動き始めます。千葉ロッテマリーンズのドラフト1位新人、西川史礁外野手が、その舞台として選んだのは沖縄・石垣島です。彼にとってこの地は、家族旅行で何度も訪れた思い出深い場所であり、プロとしてのスタートを切るにふさわしい場所といえるでしょう。

西川選手は青山学院大学出身で、大学時代からその実力を認められ、侍ジャパンのメンバーにも選ばれた経験を持つ非常に高い潜在能力を秘めた選手です。彼の強みは何と言っても打撃力。大学時代に培った打撃センスは、既にプロの舞台でも期待されています。西川選手自身も「バッティングは期待していただいていると思いますし、存分に発揮していかないといけない」と意気込みを語っています。

外野手専念の決断とその背景

高校時代は遊撃手としてプレーしていた西川選手ですが、プロ入り後は外野手として勝負することが決まりました。ロッテの吉井理人監督は、当初センターラインを守る選手として期待しており、内野の二遊間も視野に入れていました。しかし、新人合同自主トレでの動きを見て、最終的には外野手に専念させる方針を決断しました。これは、彼の持ち味である打撃力を最大限に活かすための判断です。

外野手としての彼の役割は、守備の安定感と攻撃力の両立です。外野での経験を積むことで、彼はより一層チームに貢献できる選手へと成長することが期待されています。西川選手も「外野手だと思うのでしっかりそこは準備していきたい」と語り、プロとしての新たな挑戦に意欲を見せています。

石垣島キャンプの特別な意味

石垣島はロッテにとって18回目のキャンプ地となり、毎年多くのファンが集まる場所です。南ぬ島石垣空港に到着した選手たちは、地元のファンから大きな歓迎を受けました。西川選手にとっても、この地でのキャンプは特別な意味を持ちます。「海が大好きなので、きれいな海を見られるのは嬉しい」と語る彼にとって、石垣島は心を癒す場所であると同時に、プロとしての第一歩を刻む場所でもあります。

新人選手としてのプレッシャーや期待は大きいものの、彼の持ち前の明るさと積極性がチームに新しい風を吹き込むことでしょう。キャンプ期間中は、アピールの場として自身の実力を示すことが求められますが、彼は「けがなくキャンプをやりきって、開幕に向けていい状態を保っていきたい」と健康管理にも気を配りつつ、全力で取り組む姿勢を見せています。

プロ野球のキャンプは、選手にとって新たなシーズンを迎えるための重要な準備期間です。特に新人選手にとっては、プロとしての自覚を持ち、チームにとって不可欠な戦力となるための第一歩となります。西川選手の持ち前の強打と守備での成長が、ロッテの未来を明るく照らすことをファンは期待しています。彼の今後の活躍から目が離せません。

[高橋 悠真]

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