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2025年02月01日 20時11分

新星誕生!雑賀天成、USJオーディションで輝く

新星の輝き:雑賀天成さんが演技未経験でオーディションを制す

日本のエンターテイメント界に新たな風が吹き込まれました。映画や音楽、テーマパークが一体となり、将来のスターを発掘する「TREASURE HUNTING」オーディションが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で開催されました。8216人の応募者の中から選ばれたのは、17歳の雑賀天成さん。演技未経験ながら、その独創性と大胆さで観客と審査員を魅了しました。

雑賀さんは、小学校から高校1年生までサッカーに没頭していたスポーツ少年。演技には無縁の生活を送っていました。しかし、母親の勧めで応募した今回のオーディションで、彼の潜在能力が一気に花開きました。特に印象的だったのは、自己紹介で披露した三点倒立。これが彼の秘めた才能を引き出す鍵となりました。三点倒立をしながら審査員の質問に応じる姿は、まさに型破りで、会場は大いに盛り上がりました。

審査員の一人である俳優の小栗旬さんも、雑賀さんの大胆なアプローチに心を掴まれたようです。彼は壇上から「おばあちゃんが小栗さんの大ファンなんです。あとで握手してほしい」とお願いし、会場を笑顔で包みました。このような大胆かつユーモア溢れる彼の姿勢は、彼がこれから俳優としての道を歩むにあたり、強力な武器になることでしょう。

演技未経験者が切り拓く新たな可能性

オーディションの審査員たちは、雑賀さんのパフォーマンスを通じて、彼の自然体での表現力と器用さを高く評価しました。彼自身も、緊張を感じさせないその姿勢を「三点倒立でほぐれました」と語るように、極めてリラックスした状態で臨んでいたことが功を奏したようです。

未来を照らす挑戦者たち

今回のオーディションで準グランプリに輝いたのは、13歳の中本羽美さん。彼女は劇団四季のミュージカル「ライオンキング」でヤングナラ役を務めた経験を持ちます。自己PRでは、Adoの「風のゆくえ」を堂々と歌い上げ、その歌唱力と表現力で審査員を感動させました。中本さんのように、既にステージ経験を持つ若者もまた、次世代のエンターテイナーとして期待されています。

このような才能溢れる若者たちが、国内外で活躍する未来が待ち遠しいですね。特に、日本のエンターテイメント業界は今、グローバルな視点での展開を強化しています。雑賀さんや中本さんのような新しい才能が、どのように国際舞台で羽ばたいていくのか、非常に楽しみです。

芸能事務所トライストーン・エンタテイメントの山本又一朗会長は、「グランプリを取った人もそうでない人たちも、必ず未来が開けています」と述べています。この言葉には、オーディションに参加した全ての若者たちへの激励の意味が込められています。

雑賀さんはこれから、トライストーン専属契約のもと、田中圭や綾野剛といったトップ俳優たちと肩を並べる日が来るでしょう。その道のりの始まりを迎えた彼が、どのような活躍を見せるのか、目が離せません。彼自身が目指す「みんなを笑わせられる俳優」という目標に向かって、彼ならではの演技で多くの人々を魅了してくれることでしょう。

[山本 菜々子]

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