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2025年02月03日 06時30分

「豚ラーメン味プロテイン」開発秘話:ぐんぴぃと太田社長の挑戦

前代未聞の「豚ラーメン味プロテイン」開発秘話:芸人と社長の挑戦

開発のきっかけは、ぐんぴぃの急激な体重増加を心配した太田社長の思いでした。彼が映画「怪獣ヤロウ!」で初主演することが決まった際、太田社長は「何とかダイエットさせたい」と考え、スポーツニッポンの担当記者に相談を持ちかけたのです。しかし、ダイエット動画を制作してもぐんぴぃの体重は改善されず、夜中にラーメン二郎を食べる習慣を止められないことが判明しました。

そこで、スポーツニッポンからの「ラーメン味のプロテインを作ればいいのでは」という提案が飛び出しました。このユニークなアイデアに太田社長は「それは凄い。いいアイデアですね」と賛同し、前代未聞のプロテイン開発に乗り出しました。しかし、製造工場を見つけるのは容易ではなく、一度は頓挫してしまいます。

転機は、ぐんぴぃの内臓年齢が83歳と判明したことでした。相方の土岡哲朗(32)が本気で心配する姿を見た太田社長は、「好きなものなら続けられる」という信念のもと、プロジェクトを再始動。試作を重ね、ついに“豚ラーメンマシマシ風味”を完成させました。

プロテインの新しい楽しみ方:ラーメンスープとしての提案

「バキ童プロテイン」は、通常のプロテインとは一線を画し、お湯を注ぐだけでラーメンスープとして楽しむことができます。これにより、ただ栄養を摂取するだけでなく、食べる楽しみも味わえるのが特徴です。さらに、ホエイプロテインとソイプロテインのダブル配合により、消化吸収が早く筋肉の成長を助けるだけでなく、ダイエット効果も期待できます。溶けやすい独自製法が施されており、ダマにならず滑らかなスープが完成するのも魅力です。

ぐんぴぃ自身も試食を繰り返し、その美味しさに「おかわりしちゃいました」と満足の様子。彼は今後、さまざまな食べ方を提案し、購入者からのアレンジレシピを取り入れながら盛り上げていく意向を示しています。

女性にも人気:新しい市場の可能性

このプロテインは、意外にも女性からの支持を集めています。YouTubeチャンネルでの紹介時には「春雨を入れてOLのランチにいいかも」との声が上がり、女性ウケが予想外に良いことにぐんぴぃ自身も驚きを隠せませんでした。さらに、限定予約販売を開始した途端、女性購入者から「絶対おいしい」「鍋にしてみようかな?」などの反響が続出しました。これは、日常的に手軽に良質なタンパク質を摂取したいという女性のニーズに応える形となり、新しい市場の可能性を示唆しています。

[山本 菜々子]

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