名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、菊池真人選手の活躍で仙台に連勝!
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、菊池真人の活躍で仙台に連勝
菊池真人選手の献身的プレーがチームを救う
菊池真人選手は、191センチ、94キログラムという体格で、2メートルを超える外国籍選手とも互角に渡り合える力を持っています。この試合では、彼の「泥くさいプレー」が観客を沸かせました。特に第4クオーターでのプレーが印象的で、10点リードした場面で味方のシュートが外れた際、こぼれ球を自陣に戻すことで流れを変えました。このプレーによって、チームに勢いをもたらしたと自身でも語っています。
今季これまでの出場時間は平均3分と控えめでしたが、仙台戦では2試合で合計20分近く出場し、いつでもチームのために準備ができている姿勢を示しました。ショーン・デニス監督も「プロ意識が高く、コーチできるのは夢のよう」と彼の貢献を高く評価しています。
チームの戦術と菊池選手の役割
名古屋Dは、主力選手の不在という厳しい状況下で、チーム全体としての戦術と個人の役割がより重要になりました。特に、張本天傑選手が先発出場し、第1クオーターから強度の高い守備を見せるなど、チーム全体が一丸となって戦いました。菊池選手は、その中で特にリバウンドやルーズボールといった泥臭いプレーで貢献しました。
菊池選手自身、試合後に「自分が出た時は泥くさいプレーをして、チームに勢いをもたらすことが求められている」と語っており、彼のプレースタイルがチームの戦術にしっかりと組み込まれていることが伺えます。
これからの名古屋Dと菊池選手の展望
名古屋Dは、現在中地区5位に位置し、今後の試合でも勝利を重ねて順位を上げることが期待されています。特にバイウィークを迎える前に、アウェーでの秋田戦も連勝することが目標となっています。
菊池選手にとっては、今シーズンが在籍6年目となりますが、これまでの経験を活かし、さらなる活躍が期待されています。彼は福島県出身で、仙台ではBリーグ発足前の2013年から4シーズンにわたりプレーしていたこともあり、古巣ファンからの声援も大きな励みになっていることでしょう。
名古屋Dは、主力選手の不在という試練を乗り越え、チームとしての結束力を高めています。菊池選手のような献身的なプレーが、チームの未来を切り開く原動力となることでしょう。今後の試合でのさらなる飛躍が楽しみです。
[高橋 悠真]