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2025年02月05日 16時10分

新横綱・豊昇龍の化粧まわしが話題、叔父・朝青龍も称賛

新横綱・豊昇龍の化粧まわしと昇進を巡る話題

この化粧まわしは、横綱としての豊昇龍の初土俵入りで着用される予定で、「三つぞろい」と呼ばれる3枚セットで構成されています。龍が下から正面を見据えるデザインが横綱用、龍の顔が右を向く太刀持ち用、そして左を向く露払い用と、それぞれの役割に合わせた異なるデザインが施されています。山崎氏はこの作品について「目も覚めるような金龍が見事です」とその自信を語っています。

叔父・朝青龍からの反響と相撲界の視点

豊昇龍の叔父であり、元横綱である朝青龍もこの化粧まわしに感銘を受けたようです。高須院長に対して「この龍は凄いですね。どうしてこれを私にもプレゼントしてくれなかったですか」と冗談めかしながらもその出来栄えを称賛しました。これに対し高須院長は「カムバックしてくれたらすぐにあげる」と応じたことがSNS上で多くの笑いを誘いました。

一方で、豊昇龍の横綱昇進については、元NHKアナウンサーの藤井康生氏が横綱審議委員会の全会一致という決定に疑問を投げかけています。藤井氏は「私がもし、横綱審議委員会のメンバーに入っていれば、きっと賛成の手は挙げていないと思います」と述べ、昇進に対する慎重さを求める声もあることを示唆しました。

藤井氏の発言はインターネット上で大きな反響を呼び、彼の意見に賛同する声が多く寄せられました。この背景には、横綱という地位が持つ重みと、それに伴う期待の大きさがあると言えるでしょう。横綱は大相撲の最高位であり、その昇進には常に高い基準が求められます。藤井氏の指摘は、豊昇龍の実力を疑うものではなく、横綱という地位自体への厳格な基準を求めるものでした。

豊昇龍の今後と相撲界への影響

化粧まわしの華麗なデザインや、横綱昇進を巡る議論は、相撲界における伝統と進化の両立を象徴しているとも言えます。豊昇龍の今後の活躍次第では、相撲界全体に新たな風が吹き込まれ、さらなる人気の高まりが期待されるでしょう。彼の活躍は、ただ単に土俵上での勝敗にとどまらず、相撲文化への貢献としても大きな意味を持つことになります。

今後、豊昇龍はどのようにして横綱としての地位を築き上げていくのか、ファンや専門家たちの視線が注がれています。彼の一挙手一投足が、相撲界の未来を形作る重要な要素となるでしょう。

[鈴木 美咲]

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