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2025年02月06日 23時12分

山﨑賢人と浜辺美波が「アンダーニンジャ」で三大都市を駆け巡る

山﨑賢人と浜辺美波、「アンダーニンジャ」で三大都市を駆け巡る

映画「アンダーニンジャ」の公開を記念して、主演の山﨑賢人と浜辺美波が大阪、名古屋、東京の三都市を一日で訪れる大胆なプロモーションイベントが行われました。このイベントは「忍務の日」として、まさに現代の忍者としての役割を果たす形で計画され、両俳優がユニークな忍務を遂行しました。

「アンダーニンジャ」は、週刊ヤングマガジンで連載中の人気漫画を原作とし、現代社会に潜む新たな忍者像を描いた作品です。映画では、山﨑賢人が末端忍者の雲隠九郎を演じ、戦後70年以上地下に潜り続ける謎の組織「アンダーニンジャ(UN)」との戦いに挑みます。この設定が、忍者という伝統的なテーマを現代風にアレンジし、観客の興味を引きつけています。

プロモーションイベントの裏側

イベントは、朝から始まり、各都市で舞台挨拶が行われました。東京での挨拶では、MCを務めたのはコメディアンのシソンヌ長谷川忍。彼は、浜辺からの軽妙なイジリにも応えながら、会場を盛り上げる役割を果たしました。浜辺の「性格の悪さ」についてのジョークに長谷川が返した場面は、観客に笑いをもたらし、イベント全体の雰囲気を和やかにしました。

山﨑はイベント後のインタビューで、「すごい楽しかった」と振り返り、各地で楽しんだ食の思い出を語りました。「大阪ではたこ焼きやイカ焼きを、名古屋ではひつまぶしや串カツを楽しんだ」と言い、忙しいスケジュールの中でも充実した時間を過ごしたことを明かしました。

一方で、浜辺は「友達のデート現場に忍び込みたい」とユーモラスに語り、観客の共感を呼びました。忍者というテーマを通じて、日常の小さな好奇心を映し出すこのコメントは、多くの人々に笑顔をもたらしました。

映画「アンダーニンジャ」が映し出す現代の忍者像

「アンダーニンジャ」の魅力は、単なるアクション映画にとどまらず、現代社会における忍者の役割を再考させる点にあります。忍者といえば、歴史的には影に潜み、秘密裏に任務を遂行する存在として知られていますが、本作ではその姿が現代の社会にどのように適応しているのかが描かれています。山﨑が演じる雲隠九郎は、忍者の末端として組織の謎を追い求め、アクションシーンを通じてその能力を発揮します。

また、映画の中で登場する透明のパーカーというアイテムは、フィクションの中で忍者の能力を象徴するものとして描かれています。山﨑は「エリア51に忍び込みたい」と語り、このアイテムを使って宇宙人を探るという妄想を膨らませ、観客を楽しませました。

映画と観客のインタラクション

イベント中、観客とのインタラクションも多く、質問に答える形で映画の内容についての理解が深まりました。浜辺は観客からの質問に「すごく温かかった」と述べ、参加者とのコミュニケーションが彼女にとっても特別な経験であったことを強調しました。

このようなプロモーションイベントは、映画の世界観を観客と共有する絶好の機会であり、また映画自体の魅力を直接伝える手段となっています。山﨑と浜辺のユーモアあふれるやり取りや、映画に対する熱意が伝わり、観客は一層作品への期待を高めました。

「アンダーニンジャ」は、忍者という古典的なテーマを現代に蘇らせ、新しい視点で楽しむことができる作品です。山﨑賢人と浜辺美波の演技が、どのようにこのテーマを映し出すのか、映画ファンの間で大いに話題となっています。プロモーションイベントを通じて、映画への関心はますます高まりを見せています。

[松本 亮太]

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