PSG、モナコを4-1で圧倒し首位独走をキープ!クワラツヘリアが活躍
PSG、モナコを圧倒し首位独走を維持
フランス・リーグアン第21節の舞台で、パリ・サンジェルマン(PSG)はモナコをホームに迎え、4-1の快勝を収めました。試合は、多くのサッカーファンが期待する攻撃的なプレーが展開され、特にPSGの新加入選手クビチャ・クワラツヘリアの活躍が光りました。
試合の流れを掴んだPSGの攻撃陣
試合開始早々、PSGはヴィティーニャの見事なフリーキックで先制点を奪いました。この得点は、モナコにとっては序盤の流れを乱すものであり、PSGにとってはその後の試合運びをリードする重要な一撃となりました。ヴィティーニャのシュートは、壁の隙間を見事に突いたもので、GKもなす術がありませんでした。
モナコはすぐに反撃を試み、デニス・ザカリアが同点ゴールを決めるも、PSGの攻撃の手は緩まず、後半にはクワラツヘリアの初ゴールを皮切りに、ウスマン・デンベレが2得点を加え、試合を決定的なものにしました。特にデンベレの動きは、リーグ得点ランキング首位に立つ選手としての貫禄を示し、PSGファンを大いに沸かせました。
南野拓実とモナコの課題
一方、モナコの南野拓実は先発出場し、チームの攻撃を牽引する場面も見られましたが、決定機を活かすことができませんでした。特に前半の初めに訪れた決定機で、GKジャンルイジ・ドンナルンマの正面を突くシュートに終わったことが悔やまれます。南野は積極的に動き、チャンスを演出しましたが、あと一歩の精度が欠けており、得点には結びつかなかったことがチームの敗因に影響を与えました。
モナコはこの敗戦で首位PSGとの差を16ポイントに広げられてしまい、チャンピオンズリーグ出場権を狙う上で厳しい状況に立たされています。南野のパフォーマンス向上とともに、チーム全体の連携強化が急務となっています。
PSGの戦力と今後の展望
PSGはこの試合で見せたように、多彩な攻撃オプションを持つチームとして、リーグ優勝に向けての盤石の体制を築いています。特に新戦力クワラツヘリアの適応は早く、その才能を遺憾なく発揮しています。このような選手層の厚さは、シーズン終盤に向けての大きな武器となるでしょう。
ウスマン・デンベレの得点力も健在であり、彼が今後も得点ランキングを駆け上がることが期待されています。デンベレの活躍により、PSGは攻撃の質をさらに高め、タイトル防衛に向けての準備を進めることができるでしょう。次節、トゥールーズ戦でどのようなパフォーマンスを見せるのか、ファンの期待が高まります。
[中村 翔平]