エンタメ
2025年02月08日 13時12分

『ショウタイムセブン』がリアルタイムサスペンスで観客を魅了

映画『ショウタイムセブン』が描くリアルタイムサスペンスの魅力

映画『ショウタイムセブン』が公開され、その舞台あいさつが都内で行われました。主演の阿部寛をはじめ、共演者の“めるる”こと生見愛瑠、竜星涼、錦戸亮、そして渡辺一貴監督が壇上に立ちました。この作品は、韓国で大ヒットした映画『テロ, ライブ』を原作としたリアルタイム型サスペンス・エンターテインメントで、観客を終始ハラハラさせる展開が魅力です。

舞台あいさつでは、出演者たちの印象や撮影中のエピソードが語られました。阿部寛は生見愛瑠について、「最初は怖かった」と正直な感想を披露しました。彼女の美しさとクールな印象から、「何を話せばいいのか」と少し尻込みしていたようです。しかし、共演者の竜星涼が生見と話しているのを見て、自らも話しかけてみると、その印象は一変。「裏表がなくて、すごく感じがよかった」と述べました。生見もこの言葉に「うれしいです!」と笑みを浮かべていました。

一方で、生見愛瑠は撮影中に吉田鋼太郎から「めるるだと気づかれなかった」というエピソードを明かしました。彼女の演技が普段のバラエティー番組とは違う“俳優の顔”を見せていたことが、吉田に別人だと思わせたようです。このエピソードからも、彼女が役者として新たな一面を見せたことが伺えます。

映画のストーリーと見どころ

『ショウタイムセブン』は、阿部寛演じる元人気ニュースキャスターの折本眞之輔が、爆破犯からの電話を受けるところから物語が始まります。犯人との交渉が緊急生中継で放送される中、視聴者は犯人の正体や目的、折本への疑惑や隠された秘密など、次々と明かされる謎を追うことになります。リアルタイムで進行する事件と生放送のスリルが、観る者を釘付けにします。

映画の中で生見が演じるのは、事件に巻き込まれる新人アナウンサー、結城千晴役です。彼女の演技は、普段の明るいキャラクターとは一線を画し、緊迫した状況の中での感情の揺れ動きを見事に表現しています。これまでのバラエティーでのイメージとは異なる彼女の新たな挑戦が、観客に新鮮な驚きを与えるでしょう。

舞台あいさつでのエピソードからも、キャスト同士の信頼関係が築かれていることが伺えます。特に、竜星涼の現場でのリーダーシップや、共演者への気遣いが生見から称賛される場面もありました。「本当においしいご飯屋さんをたくさん知っている。たくさん教えてもらいました」といった和やかなエピソードも飛び出し、共演者同士の絆が深まったことを感じさせます。

映画『ショウタイムセブン』は、視聴者がスクリーンに釘付けになること間違いなしのサスペンスです。出演者の新たな一面や、リアルタイムで進行する事件のスリルをぜひ劇場で体験してみてください。キャストの魅力や映画自体の魅力が詰まったこの作品は、映画ファンだけでなく、サスペンス好きには必見の一本です。

[佐藤 健一]

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