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2025年02月08日 13時11分

広島カープ新井監督、鵜戸神宮での「運玉投げ」でシーズン必勝祈願

広島カープ新井監督、鵜戸神宮での「運玉投げ」で縁起担ぎ

広島カープの新井貴浩監督と堂林翔太選手会長が、宮崎県日南市の鵜戸神宮を訪れ、シーズンの必勝を祈願しました。鵜戸神宮は、毎年選手やスタッフが参拝に訪れる場所として知られています。その理由の一つが、ここで行われる「運玉投げ」というユニークな儀式です。

この「運玉投げ」は、崖下にある霊石亀石のくぼみに向かって、粘土でできた玉を投げ入れるもので、男性は左手で投げるというルールがあります。成功すれば願いがかなうとされており、まさに運を試す挑戦です。

新井監督は今年もこの運玉投げに挑戦し、昨年同様に8回目で成功しました。この8という数字には特別な意味があります。広島カープのレジェンドである山本浩二氏の背番号が8であり、それが永久欠番として称えられているからです。新井監督は「縁起がいいですね。浩二さんの永久欠番ですから」と笑顔で語り、チームの幸運を願いました。

新井監督のリーダーシップと期待

新井監督は、選手たちの成長とチーム全体の向上を非常に重視しています。今回の参拝も、選手たちが一丸となってシーズンに臨むための重要な儀式の一つです。新井監督は「一日一日を一生懸命やってもらいたい」と、選手たちへの期待を示しました。

また、キャンプの第2クールが始まるにあたって、選手たちのアピール合戦が激化することを期待していると語りました。「選手全員、しっかり動けていた。オフによく練習してきたんだと思う」と、これまでの努力を評価しつつ、今後の実戦形式でのパフォーマンスを楽しみにしています。

鵜戸神宮と広島カープの特別な関係

鵜戸神宮は、広島カープにとって単なる神社以上の存在です。ここでの祈願は、チームの士気を高める重要なイベントであり、毎年恒例の行事として定着しています。選手たちがこの場所で願掛けをすることにより、チーム全体が新たな気持ちでシーズンに臨むことができます。

この儀式を通じて、選手たちは自身の目標を再確認し、精神的な準備を整えます。また、ファンにとっても、この行事はチームへの応援を一層強めるきっかけとなっています。鵜戸神宮の「運玉投げ」は、広島カープの成功を願うファンにとってもシンボリックな意味を持つのです。

広島カープの未来に向けた挑戦

新井監督のリーダーシップのもと、広島カープは今シーズンも高い目標を掲げています。「優勝して日本一」という願いは、監督だけでなく、チーム全員の共通の目標です。今回の必勝祈願は、これから迎えるシーズンに向けた大きな一歩であり、選手たちの士気を高める大きな要素となりました。

新井監督は、「去年よりいい1年にしたいですね」と語り、昨シーズンの成果を超えることを誓っています。彼の指導のもと、選手たちはさらなる高みを目指し、日々の練習に励んでいます。この努力が実を結び、ファンが待ち望む優勝の瞬間が訪れることを、チーム全体が信じて疑いません。

広島カープの挑戦は続きます。鵜戸神宮での祈願を胸に、新井監督と選手たちは、シーズンを通じて全力を尽くし、ファンに夢と希望を届けることを目指しています。それが、彼らの最大の使命であり、プロ野球の醍醐味です。

[佐藤 健一]

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