未来の日本サッカーを担う15歳、長南開史の挑戦が話題に
未来の日本サッカーを背負う15歳、長南開史の挑戦
国立競技場で行われた「NEXT GENERATION MATCH 2025」で、ひときわ観客の目を引いたのは、柏レイソルU-18所属の15歳、中学3年生の長南開史選手でした。彼のゴールは、Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜の試合で大きな話題を呼びました。この試合で彼は、後半アディショナルタイムにニア上を豪快に突き刺すシュートを決め、Jリーグ選抜の勝利を決定づける4点目を挙げました。
未来を見据える中学生の挑戦
試合後のインタビューでは、「大きい舞台でやるのは初めて。最初は緊張しましたが、いつも通りのプレーができ、点も決められて良かった」と語り、初々しさを見せつつもプロ意識を垣間見せました。彼のこのコメントからは、若さとともに将来への大きな期待を抱かせます。
柿谷コーチの金言とその影響
Jリーグ選抜のコーチを務めた元日本代表の柿谷曜一朗氏は、長南選手に対して「今の目標のもう一個上をいけ」とアドバイスを送っています。この言葉は、長南選手にとって大きな刺激となったようです。彼は、「確かにその通りだなと思いました。今はトップデビューが目標ですが、そこを踏み台にして海外に行けるぐらいの選手になりたい」と語り、将来への強い意欲を示しました。
また、柿谷コーチは「最後はシュートで終わる、振り抜くというのを彼には言っていた」と述べ、長南選手のプレースタイルに対する期待感を表しました。彼のアドバイスを受け、長南選手は自身のプレーに磨きをかけ、さらなる高みを目指しています。
長南開史のさらなる可能性
長南選手の目標は、今年中にトップデビューを果たすことです。彼は、柏のトップチームのキャンプに参加し、「思った以上にレベルが高かった」としつつも、「プレミアリーグなどで結果を残せばチャンスもある」と自信をのぞかせています。また、柏出身の酒井宏樹選手や関根大輝選手といった先輩たちを超えたいという思いを抱いており、日本代表として活躍する未来を夢見ています。
彼のプレースタイルは、「走る選手」としての自負があり、「ハードワークと走力が重要で、これができない選手は上には上がれない」と強調しています。この姿勢は、日本サッカー界において高く評価される要素です。彼は、運動量を武器にしたアグレッシブなプレーを追求し、自己成長を続けています。
[松本 亮太]