映画『知らないカノジョ』の舞台あいさつでmiletと中島健人が新たな挑戦
映画『知らないカノジョ』の舞台あいさつに見る、miletと中島健人の新たな一歩
大阪市内で行われた映画『知らないカノジョ』の舞台あいさつは、主演の中島健人とmiletの二人にとって新たなスタートを切る場となりました。この映画は、もしも最愛の人と出会わなかったらという「もしも」の世界を描くファンタジック・ラブストーリーです。監督は三木孝浩氏で、独特のストーリーテリングが魅力です。
中島健人は、長年参加を夢見ていた三木組にようやく加わることができた喜びを語りました。「10年前からずっと三木組に入りたいと思っていましたが、なかなか機会がありませんでした。しかし、ちょうど良いタイミングで参加できて、感謝しています」と振り返っています。彼はリクという役を通じて、自身の純粋で無垢な一面を描き出すことができたとし、その経験を大いに楽しんだようです。
一方、miletにとってはこの映画が初めての演技挑戦となりました。彼女は「新しいことにチャレンジする姿を見ていただきたい」と意欲を示し、三木監督と中島の存在が安心感を与えてくれたと話しています。舞台あいさつでは、大阪に対する親しみを表現しつつ、地元名物のたこ焼きに関するエピソードで会場を沸かせました。彼女の大阪への愛情は、自宅にたこ焼き器を持っていることからも明らかです。
この映画のテーマは、人生における「もしも」の可能性を探ることです。喧嘩の翌朝に異なる世界線に目覚めた主人公リクは、出会っていないはずの人々や状況に直面し、新しい人生を模索します。このような物語は、観客に自分自身の人生について考えさせるきっかけを与えます。
舞台あいさつでは、中島健人が「ケンティーを再び目指す」と語り、ファンの心をつかむ一幕もありました。彼はまた、もし芸能界にいなかったらカフェの店員になりたかったという意外な一面も明かしました。一方、miletは「たこ焼き屋さんになりたい」と大阪にちなんだユーモラスな答えで笑いを誘いました。
この舞台あいさつを通じて、二人はそれぞれのキャリアにおける新たな挑戦への意気込みを示しました。中島は、これまでにない自分を見つけたとし、miletは演技を通じて新たな自分を発見したと感じているようです。
[田中 誠]