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2025年02月09日 07時12分

京本政樹と京本大我、親子共作「Doubt~ダウト~」の舞台裏を語る

親子の絆が生む音楽の新たな形:京本政樹と京本大我の共作秘話

俳優で歌手として活躍する京本政樹氏(66)が、自身のラジオ番組「京本政樹のラジとばっ!」で、意外な音楽制作の裏側を明かしました。彼の発表した楽曲「Doubt~ダウト~」が、息子で「SixTONES」メンバーの京本大我氏(30)との共作だったことが明らかになったのです。親子の協力で生まれたこの楽曲は、彼らの音楽的な絆を示すだけでなく、世代を超えた新しい音楽の形を提案しています。

親子の音楽的冒険

京本政樹氏は、もともとシンガーソングライターとして84年にデビューし、長年にわたり音楽活動を続けています。しかし、彼が今回初めて息子との共作に挑んだ背景には、音楽の変遷に対する自らの挑戦心がありました。「曲って移り変わるじゃないですか」と語る京本氏は、もともと歌謡曲への愛情を持ち続けていたものの、時代の流れとともに新しいスタイルを模索する必要性を感じていたといいます。

そんな時、彼のそばにいたのが19歳の息子、大我氏でした。音楽に情熱を注ぎ始めたばかりの若者として、彼の新鮮な視点と感性に触発された京本氏は、共作を決意。「初めての試みだけど、若いこの彼とタッグを組んで共作をしてみようか」と、親子の音楽的冒険が始まったのです。

世代を超えた音楽の融合

「Doubt~ダウト~」の制作過程では、父と息子の間で率直な意見交換が行われました。京本氏は作曲したメロディを弾き語りしながら大我氏に意見を求めると、彼から「それは違うな」という厳しいフィードバックを受けたといいます。これに対し、「じゃあどうする?」と対話を重ねながら、二人で一緒に楽曲を形にしていきました。

この共同作業は、単に音楽を創り上げるというだけでなく、親子の絆をさらに深めるものとなりました。楽曲は京本政樹氏のラジオ番組のオープニングテーマとして使用され、彼自身の音楽活動に新たな風を吹き込みました。

音楽業界の挑戦と進化

京本政樹氏の音楽キャリアは、音楽業界の変遷とともに進化を続けてきました。彼は一度、俳優としての成功が音楽活動に与えた影響についても語っており、「必殺仕事人」での大ブレークが自身の音楽のイメージを一変させたと振り返っています。当初は演歌チックな楽曲で知られるようになった彼ですが、実際にはロックコンサートも積極的に行っていたといいます。このように、彼の音楽は多様性に富んでおり、時代とともに変化し続けてきました。

今回の「Doubt~ダウト~」での親子共作も、京本政樹氏にとって新しい挑戦の一部です。音楽業界は常に変動しており、アーティストにとって進化し続けることが求められます。京本氏は、若い世代との協力を通じて新たな音楽の可能性を探ることで、自らの音楽活動をさらに豊かにしようとしています。

未来を見据えた親子のクリエイティブな絆

このように、京本政樹氏と京本大我氏の親子共作は、世代を超えたクリエイティブな絆を象徴しています。彼らの協力は、音楽業界における新たなトレンドを示すと同時に、親子間の関係性がいかに音楽制作において重要であるかを示しています。

[松本 亮太]

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