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2025年02月10日 13時12分

伊藤沙莉と広瀬すずが挑む!「ちびまる子ちゃん」CMの裏話

伊藤沙莉と広瀬すずが語る「ちびまる子ちゃん」実写CMの裏側

日本の国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」が、20年後の姿を描いた実写CMとして新たに登場しました。このCMで、まるちゃんの友達「プレミアムなたまちゃん」を演じた伊藤沙莉さんと、「プレミアムなまるちゃん」を演じた広瀬すずさんが、出演に至るまでのストーリーや思いを語りました。二人の女優がどのようにしてこの役に取り組んだのか、その背景にはそれぞれの個人的な思いがありました。

伊藤沙莉のオーディションの過去と今

伊藤沙莉さんは、過去に「ちびまる子ちゃん」のドラマ版のオーディションを受けたことがあるそうです。当時、まる子の友達役を目指したものの、彼女自身「全然できなかった」という悔しい記憶があったと振り返ります。今回のCMでの出演は、そんな過去の自分に向き合い、克服する機会となりました。伊藤さんは、「大好きな作品だからこそ、愛情を持って演じることができた」と語り、緊張しながらもその役に全力で取り組んだことを明かしました。

また、伊藤さんにとって今回のCMは、広瀬すずさんとの共演も大きなポイントでした。広瀬さんとともに演じることができたことに「感慨深くて楽しかった」と笑顔を見せ、共演者とのコラボレーションが彼女の演技に新たな息吹を吹き込んでいるようです。

広瀬すずの運命的なキャスティング

一方、広瀬すずさんは、自身が静岡県出身であることから、「ちびまる子ちゃん」との縁を感じているようです。まる子の舞台である静岡と自身の出身地が同じということで、特別な親近感を持って役を演じました。子どものころのあだ名が「ちびまる子」だったというエピソードもあり、今回の出演は彼女にとって運命的なものだったと語ります。

広瀬さんは、「地元の皆さんにも喜んでもらえるCMになったら嬉しい」と、役を通じて地元愛を発信する意義を感じている様子です。彼女の演技が、作品にどのような深みを与えているのか、ファンからの反響も期待されます。

プレミアムな大人としての役割

CMのテーマは「プレミアムな大人としてのまるちゃんとその仲間たち」。出演者たちは、作品の中でそれぞれのキャラクターが成長した姿を描き出しています。オダギリジョーさん演じるプレミアムな花輪クンもまた、ビール好きとしてCMへの参加を楽しんでいる様子で、3人の俳優が織り成す新たな物語がどんな化学反応を起こすのか、視聴者の期待が高まります。

このCMシリーズは、原作で「神回」として知られるエピソード「たまちゃん、大好き」の巻ともリンクしており、昔からのファンにとっても新鮮な驚きを提供しています。手紙を開くシーンは、まるでタイムカプセルを開くような感動を呼び起こし、キャラクターたちの成長や変化を感じさせるものです。

広瀬すずの新たな挑戦と無趣味の悩み

広瀬すずさんは、新CMの発表会で「趣味を作りたい」と語りました。多忙な日々の中で趣味を見つけることが難しいと感じているようで、「ゴルフや旅行に憧れるけど、気軽に始められない」とのことです。彼女は、日常に特別なものが一つ増えることで、価値観や視野が広がることを願っています。

この発言に対して、オダギリジョーさんは「二度寝や歯磨きなど、身近なことを趣味にすればいい」とアドバイスを送りました。この会話からも、彼らの人間味あふれる側面が垣間見えます。

これからも新しいチャレンジを続ける彼らの姿は、多くのファンにとって励みになることでしょう。彼らの演じる「プレモル子ちゃん」シリーズがどのように展開していくのか、期待が膨らみます。

[松本 亮太]

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