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2025年02月12日 12時30分

Creepy Nuts、アジアツアーで国際舞台へ!世界配信も開始

Creepy Nuts、アジアツアー開催と世界配信の新たな展開

ヒップホップの新たな可能性を切り開くCreepy Nutsが、初のアジアツアーを発表しました。彼らは10月に、中国・北京や韓国・ソウルを含む5都市を巡る予定です。このツアーは、彼らの音楽が日本国内を超え、国際的な舞台に進出する重要なステップとなります。

Creepy Nutsは2013年にラッパーのR-指定さんとDJ松永さんによって結成されました。2017年にソニーミュージックからメジャーデビューを果たし、以来、彼らの音楽は国内外で高い評価を受けています。彼らの代表曲「Bling-Bang-Bang-Born」は、TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』のオープニングテーマとして2024年に大ヒットし、Billboard JAPANの「JAPAN Hot 100」で年間1位を獲得しました。また、「オトノケ」もランキングで17週連続首位を維持するなど、その音楽的影響力はますます拡大しています。

このような成功を背景に、Creepy Nutsの初の東京ドーム公演「Creepy Nuts LIVE at TOKYO DOME」も大成功を収めました。公演は完全見切れ席を含めてソールドアウトとなり、5万人のファンが彼らの音楽に熱狂しました。この公演では「中学22年生」や「よふかしのうた」など、ファンにとっての名曲が数多く披露され、最後は「通常回」で締めくくられました。会場全体が一体となる様子は、Creepy Nutsの持つ圧倒的なパフォーマンス力を証明するものでした。

さらに、この東京ドーム公演の模様は、4月28日からAmazon Prime Videoで世界独占配信されることが決定しています。これにより、世界中のファンが彼らのライブを楽しむことができるようになります。Creepy Nutsの音楽が国境を越え、さらに多くの人々に届けられることが期待されます。

Creepy Nutsの音楽的進化と未来

Creepy Nutsの成功の要因の一つは、その音楽的進化にあります。彼らは、アルバム『LEGION』を通じて多様なスタイルを取り入れ、新たな音楽的地平を切り開いています。このアルバムには、「Bling-Bang-Bang-Born」や「オトノケ」などのヒット曲のほか、「中学22年生」や「doppelgänger」といった新録曲が含まれています。これらの楽曲は、ヒップホップの枠を超えて様々なジャンルと融合し、新たな音楽の可能性を模索しています。

また、Creepy Nutsはライブにおいても独自のスタイルを確立しています。彼らのライブは単なる音楽の披露に留まらず、観客との一体感を重視したエンターテインメントとしての魅力が詰まっています。特に、観客とのコール&レスポンスや、独特のMCトークは、彼らのライブの醍醐味といえるでしょう。

Creepy Nutsの音楽は今後も進化を続け、さらなる国際的な成功を収める可能性を秘めています。彼らのアジアツアーがどのように展開され、どのような新しいファンを獲得するのかは、非常に興味深いところです。Creepy Nutsは、これからもヒップホップ界に新たな風を吹き込み続けることでしょう。彼らの音楽がさらなる高みへと到達する様子を、私たちは見逃すことができません。

[中村 翔平]

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