スポーツ
2025年02月14日 14時11分

鹿島アントラーズの新星・濃野公人、プロ1年目の躍進と未来への期待

鹿島アントラーズの期待の星、濃野公人のプロ1年目

高校サッカーの名門・大津高校から関西学院大学を経て、鹿島アントラーズに加入した濃野選手は、プロ入り前からその実力が期待されていました。彼の1年目はまさに「勝負の年」と心に決め、積極的なプレースタイルを貫いた結果が、見事に結実したといえるでしょう。

攻撃的サイドバックとしての成長

プロの世界に飛び込んだ濃野選手は、大学時代よりも攻撃的なスタイルへと変貌を遂げました。特に、同僚の選手たちとの連携が彼の攻撃参加を後押しし、ゴールへの意識を高めたことが大きな要因の一つです。濃野選手自身も、「上がっても大丈夫」という気持ちが芽生えたことで、得点機会を増やすことができたと語っています。

その背景には、彼が履くスパイクの選択があるといいます。アシックスの「DS LIGHT X-FLY PRO 2」というモデルは、彼の求めるフィット感、軽さ、グリップ力を備えており、特に「芝を噛む力」に優れているため、彼のプレースタイルにぴったりだったようです。新モデルの「DS LIGHT X-FLY PRO 3」も試合での即戦力として期待されています。

代表デビューへの期待

濃野選手の活躍は日本代表入りへの期待を高めています。サッカー関連調査機関『CIESフットボール・オブザーバトリー』が発表したレポートによれば、次に日本代表でデビューが期待される25歳以下の選手として、濃野選手も選出されています。彼のパフォーマンススコアは78.1と高評価を受けており、同じ鹿島アントラーズからも複数の選手がリストアップされていることからも、チーム全体としての潜在能力の高さが伺えます。

特に、濃野選手が目指すのは、自身の母校である大津高校のグラウンドに、彼自身の「A代表入り」の横断幕が掲げられることです。それは彼の先輩たちが成し遂げたことでもあり、彼にとっては大きなモチベーションとなっています。

ACL2での広島の快進撃

一方、鹿島アントラーズと同じくJリーグを代表するサンフレッチェ広島も、アジアの舞台でその実力を示しています。ACL2決勝トーナメント1回戦では、敵地でナムディンを3-0で破る快勝を収めました。この試合では、プロ初得点を挙げた中村草太や、移籍後初ゴールを奪った田中聡の活躍が光りました。

サッカー界において、若手選手が次々と台頭してくる中で、彼らの活躍は日本サッカーの未来を明るく照らしています。プロとしてのデビューイヤーを過ぎた彼らが、どのように成長を続け、さらに大きな舞台で活躍していくのか、今後も目が離せません。

[山本 菜々子]

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