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2025年02月25日 10時11分

イーロン・マスク氏、家族問題が公私に影響?SNSでの反応も話題に

訴訟の背景にある複雑な人間関係

アシュリー・セント・クレアさんは、保守派の作家であり、SNSで100万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーです。彼女は、5カ月前にマスク氏との間に生まれた子供の存在を極秘にしていたものの、タブロイド紙での報道を受け、自ら公表することを決意しました。その後、彼女はマスク氏と秘密裏に親権について話し合いを進めていたものの、連絡が途絶えたことを理由に訴訟を起こすに至りました。

アシュリーさんは裁判所に提出した文書で、妊娠の時期にマスク氏以外の男性と性行為は行っていないと主張しています。また、マスク氏がこれまで子供と面会したのはわずか数回であり、養育に関与していないと述べており、メッセージのやり取りや写真などを証拠として提出しています。このような状況は、マスク氏の家庭内での役割と責任について疑問を投げかけるものです。

元パートナーからの非難と子供たちの健康

さらに、マスク氏の元パートナーであり、3人の子供の母親であるシンガー、グライムスさんも、マスク氏に対して非難の声を上げています。グライムスさんは、自身の子供の一人が医療危機に陥っているにも関わらず、マスク氏と連絡が取れないことを公にしました。彼女は「緊急事態」として、マスク氏に迅速な対応を求めていますが、これに対してマスク氏からの応答はない状況です。

このような背景には、マスク氏が多忙な事業活動と家庭のバランスをどのように取っているのかという疑問が生じます。彼の公私にわたる活動は多岐にわたり、特に第2次トランプ政権で新設された政府効率化省(DOGE)のリーダーとしての役割も加わり、さらなる負担がかかっていることは明らかです。

子供たちとの関係が試される時代

イーロン・マスク氏の家庭内での課題は、彼の21歳の長女ヴィヴィアン・ウィルソンさんの反応にも表れています。ヴィヴィアンさんは、異母兄弟の存在をインターネットで初めて知ったことをTikTokで皮肉交じりに投稿し、マスク氏とのコミュニケーションの欠如を示唆しました。彼女は以前にも父親から直接情報を得ることなく、同様の経験をしており、これが家族内での情報共有の問題を浮き彫りにしています。

イーロン・マスク氏が家庭内の課題にどのように向き合い、解決に導くのか、そしてその結果が彼の公的な活動にどのように影響を与えるのかは、彼の次なる挑戦として注視されるべきでしょう。

[山本 菜々子]

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