宝塚歌劇団雪組「パリのアメリカ人」御園座で開幕、若手と元トップスターが魅力を発揮

宝塚歌劇団雪組の新たな挑戦：「パリのアメリカ人」御園座での公演と若手スターの活躍

宝塚歌劇団雪組が、名作ミュージカル「An American in Paris（パリのアメリカ人）」を愛知・御園座で上演します。この作品は、1951年に公開された同名のミュージカル映画を基にしており、2014年にフランス・パリで初演され、翌年にはブロードウェイでも上演されました。トニー賞で4部門を受賞したこの作品は、第二次世界大戦後の1945年のパリを舞台に、愛と友情に揺れる若者たちの姿を華やかなダンスシーンとともに描いています。

宝塚の未来を担う若手スターたち

また、夢白あやさんのミュージック・サロンも開催される予定です。彼女の音楽性豊かなパフォーマンスがどのように観客を魅了するのか楽しみです。

退団後も輝きを放つ元トップスター・彩風咲奈

一方、元宝塚歌劇団雪組トップスターの彩風咲奈さんは、退団後初のステージ「no man’s land」を開催します。彼女は退団後も宝塚への愛を再確認し、舞台だけでなく、映像の世界にも挑戦したいと意欲を見せています。

彩風さんは、宝塚時代の楽曲やバラエティ豊かなダンスナンバーを披露し、ファンにとっては待望の公演となります。また、彼女のステージには、元雪組トップスターの水夏希さんや望海風斗さんがゲストとして登場します。彩風さんにとって水夏希さんは「人生の師匠」とも言える存在であり、共演を心待ちにしている様子です。

宝塚ファンの心を掴む、これからの展望

宝塚の未来を担う彼らがどのように進化し続けるのか、そして退団後も輝きを放つ元メンバーたちがどのように新しい舞台を切り開いていくのか。彼らの活躍は、宝塚ファンにとっても新たな楽しみを提供し続けることでしょう。

［佐藤 健一］