スポーツ
2025年02月27日 08時10分

久保建英、古巣レアル・マドリー相手に奮闘も惜敗―スペイン国王杯準決勝第1レグ

久保建英、古巣相手に奮闘も惜敗―スペイン国王杯準決勝第1レグ

レアル・マドリーのエンドリッキが決勝点を奪取

試合の流れは一進一退の展開でしたが、前半19分にレアル・マドリーが先制点を挙げます。ジュード・ベリンガムのロングフィードに反応した18歳のFWエンドリッキが、見事にゴールネットを揺らしました。このゴールが決定打となり、マドリーはそのままリードを守り切りました。

一方、レアル・ソシエダは試合の後半、久保を中心に何度かチャンスを迎えました。特に、後半49分には左サイドからのクロスにオヤルサバルが頭で合わせ、久保もこぼれ球に反応してシュートを放ちましたが、これも再びルニンの好セーブに阻まれました。最終的に得点には至らず、ソシエダはホームでの大事な一戦を落とす結果に。

久保建英の成長と期待される今後の活躍

今回の試合で久保建英の評価が高まった背景には、彼の卓越したドリブルと鋭いシュート、そして決定機を生み出すパスセンスがあります。彼のプレーは、かつて所属していたレアル・マドリーのファンさえも心を動かすものでした。特に、試合を通して見せた粘り強さと積極性は、彼がスペインのトップリーグで確固たる地位を築いていることを示しています。

また、彼の成長は日本代表にとっても大きなプラスです。久保がスペインで経験を積むことで、代表チームにおいてもリーダーシップを発揮し、攻撃の中心としての役割を担うことが期待されています。彼のプレースタイルは、日本サッカー界の新たな可能性を広げるものであり、国内外のファンにとっても大きな楽しみとなっています。

[鈴木 美咲]

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