スポーツ
2025年02月28日 20時20分
ヤクルトの新星、モイセエフ・ニキータ選手の挑戦と未来
ヤクルトの新星、モイセエフ・ニキータ選手の未来に迫る
モイセエフ選手は、「体のキレも出てきて、スイングも力強くなった」と語り、この機会を自身の成長の一環として捉えています。彼の目標はただ一軍に上がることだけではなく、村上宗隆選手のような超一流のバッティングを目指すことにあります。村上選手の打撃練習を間近で見たことで、自身の成長に対する意識が高まったようです。
ヤクルトの“スター誕生7年周期”とモイセエフの未来
ヤクルトファンの間では、7年周期でスター選手が誕生するという説が囁かれています。1989年の古田敦也選手を皮切りに、1996年には岩村明憲選手、2003年には青木宣親選手、2010年には山田哲人選手、2017年には村上宗隆選手と続き、いずれもチームの中心選手として活躍してきました。この周期説に基づけば、2024年ドラフトで入団したモイセエフ選手もその一員となる可能性があるのです。
野球ファンにとって、この周期説の魅力は尽きません。これまでのスター選手たちは、ドラフト順位やポジションに関わらず、ヤクルトを代表する顔として君臨してきました。モイセエフ選手もまた、その流れを引き継ぐ存在として期待されています。
高校生ドラフト候補とセンバツへの期待
モイセエフ選手の特性と将来性
モイセエフ選手の特長は、そのパワーだけではありません。彼はコンタクト力にも優れており、高校2年秋から3年春の県大会にかけて打率6割超えを記録しています。最後の夏も多くの場面で勝負を避けられながらも、結果を残してきました。彼が掲げる目標は“トリプルスリー”の達成です。これは、3割の打率、30本塁打、30盗塁を記録することで、プロ野球選手にとっても非常に難しい偉業です。
[佐藤 健一]