スポーツ
2025年03月01日 18時11分

石川遼のクラブ変更が示すゴルフ界の新潮流

石川遼の新たな選択が示すゴルフ界の潮流

石川遼がこれまで使用していたのは『トリプルダイヤモンド』というモデルでした。これは多くのアスリートゴルファーに支持されているクラブで、彼のプレースタイルとも非常に相性が良いものでした。しかし、この度、彼は『ELYTE X』にスイッチしたのです。この選択は一見すると意外にも思えるのですが、実は市場やプレースタイルの変化を反映したものと言えるでしょう。

『ELYTE X』の特徴と市場での存在感

『ELYTE X』は、特にスライサーにとっての救世主として知られています。スライサーとは、意図しないスライスショットを打ってしまうゴルファーのことです。このドライバーは、そうしたプレイヤーにとって非常に「つかまり」が良く、スライスを軽減する効果があります。ゴルフの市場では、ピンの『G440シリーズ』がトップシェアを誇っているものの、『ELYTE X』も徐々にその存在感を増してきています。

石川遼の選択がもたらす影響

石川遼が『ELYTE X』を選んだ背景には、彼自身のプレースタイルの変化や、より多様なプレイヤーに対応するためのニーズがあると考えられます。彼がこのモデルを選んだことは、アマチュアゴルファーにとっても「プロが使うクラブ」としての認識が広まり、売り上げに影響を与える可能性があるでしょう。

ニュージーランド・オープンでの石川遼の挑戦

一方で、石川遼はニュージーランド・オープンにおいて苦戦を強いられています。49位から出発し、最終的には65位に後退。4バーディーを獲得するも、2ボギー、1トリプルボギーと波乱のラウンドでした。新しいクラブに慣れていく過程での試行錯誤があるのかもしれません。

一方で、日本ツアー賞金王の比嘉一貴が大健闘を見せています。彼は第3ラウンドで62を記録し、3位に浮上しました。このように、新しい選手が頭角を現す中で、石川遼の選択がどのように影響を与え続けるのか、ゴルフ界の動向はますます目が離せません。

[山本 菜々子]

タグ
#ELYTEX
#ゴルフ
#石川遼