小祝さくら、新シーズンで年間女王を目指す挑戦！

小祝さくら、年間女王への新たな挑戦

小祝選手は、メルセデス・ランキングで昨年4位にランクインし、6シーズン連続でトップ10入りを果たしています。これはツアーの中でも屈指の安定感を示していると言えるでしょう。また、これまでにツアー通算11勝を挙げており、その実力は折り紙付きです。彼女の強みは、安定したパフォーマンスを維持し続けることにあります。近年では、トレーニングや技術の向上に努め、特にアイアンショットの精度を高めるためのトレーニングに力を入れています。

ライバルたちのアメリカ進出と新たなチャンス

また、日本女子ツアーの優勝者ランキングで、昨年は熊本県が1位、埼玉県が2位となりましたが、小祝選手の出身地である北海道も3位タイにランクインしています。彼女はこの結果に貢献しており、出身地の誇りを背負って今シーズンも戦い続けることでしょう。

開幕戦での好スタートを目指して

小祝選手は、オフシーズン中も国内外での合宿やトレーニングを重ね、開幕戦に向けて万全の体制を整えてきました。彼女自身も「（今年は）開幕戦でいいスタートが切れるように頑張りたい」と意気込みを語っており、シーズン初戦での好成績を目指しています。昨年の大会を振り返り、特に印象に残っているのは、予選落ちの危機を救った17メートルのバーディパットを決めた瞬間だと語っています。このような大舞台での経験が、彼女の精神的な強さを支えています。

開幕戦には、小祝選手のほかにも、昨季3勝を挙げた桑木志帆選手や、2年ぶりに国内ツアーに復帰する稲見萌寧選手など、実力派の選手たちが参戦します。各選手の個性豊かなプレースタイルは、観客を魅了することでしょう。

［鈴木 美咲］