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2025年03月04日 21時21分

明石家さんま、埼玉移住の噂をユーモアで一蹴「海が見えないから行かない」

明石家さんま、移住の噂と埼玉へのユーモラスな視点

日本のお笑い界を代表するタレント、明石家さんまさんが、日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」で埼玉県にまつわる噂について言及しました。69歳になった今でも、その軽妙なトークと独特の視点で視聴者を楽しませているさんまさんですが、今回もその腕前を存分に発揮しました。

移住の真相と埼玉へのユーモアあふれる視点

埼玉県鳩山町の小川知也町長が、さんまさんが同町のニュータウンに移住するという噂を紹介したことから、話は盛り上がりました。「さんまさんが住む予定だ」という噂は、町内で長年囁かれていたとのこと。しかし、さんまさんはこれをきっぱり否定。「海が見えないやろ?もちろん。だから…行かない」と、海の見えない土地には住む気がないことをユーモアたっぷりに断言しました。

この発言は、さんまさんの「水が欲しいねん。川とか…」という希望に繋がり、彼の生活や環境へのこだわりを垣間見ることができました。さんまさんが特に自然の中での暮らしに思いを馳せる姿は、彼の多くのファンにとって意外な一面かもしれません。

噂の背景にあるもの

さらに、鳩山町の噂の背景には、大竹しのぶさんが育った町としての関連性があることも明かされました。さんまさんは、「大竹さんがそこだから、さんまさんも来るんじゃないかって。はぁ~」と、30年前の噂に対する反応を見せました。この噂が生まれた当時、さんまさんは経済的に非常に苦しい時期にあったことを振り返り、彼の人生の波乱万丈な一面も垣間見ることができました。

埼玉県とさんまさんの特別な関係

番組中、さんまさんは埼玉県をテーマにしたトークの中で、埼玉に住む可能性についての噂を丁寧に否定しましたが、埼玉への知識や関心が全くないわけではありませんでした。特に草加市については、東京土産として知られる草加せんべいの話題を通じて、さんまさん自身の過去の勘違いを面白おかしく披露しました。草加せんべいが東京土産として関西でも知られていることに驚いたさんまさんは、「東京ちゃうやないか!」と笑いを誘いました。

このように、さんまさんのトークには常に笑いと驚きが交錯し、視聴者に新たな視点を提供します。彼の発言は、単なる笑い話にとどまらず、地方都市や名産品に対する認識や理解を深めるきっかけとなり得ます。

芸能界と地方の関わりについての示唆

さんまさんの発言は、単なる噂の否定にとどまらず、地方自治体がどのようにして有名人を通じて地域をPRしようとするかという側面も浮き彫りにしました。小川町長が鳩山ニュータウンをPRしつつ、さんまさんの名前を出すことで話題を呼ぶ試みは、地方活性化の一つの手法として理解できます。

また、川島海荷さんの名前にまつわるトークも、地方のユニークな文化や地名に対する新たな興味を引き出しました。埼玉で「海がない」ことにちなんだ彼女の名前の由来にスタジオが騒然となる様子は、地方の特色や歴史を知るきっかけとして興味深いものです。

このように、明石家さんまさんのトークは単なる笑いを提供するだけでなく、視聴者に地方の文化や歴史、人々の生活に対する新たな視点を与えます。彼の言葉やエピソードを通じて、地方と都市、そしてそこに住む人々の関係性を再考する機会が生まれたと言えるでしょう。

[山本 菜々子]

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