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2025年03月04日 23時13分

映画『おいしくて泣くとき』主演・長尾謙杜が初主演で魅了

映画『おいしくて泣くとき』が描く愛の形とキャストの魅力

映画『おいしくて泣くとき』が完成披露試写会を迎え、その魅力的なキャストと共に観客の前にその姿を現しました。主演を務めるのは、なにわ男子の長尾謙杜さん。彼が初主演を果たすこの作品は、森沢明夫氏の同名小説を基にし、幼なじみの切ないラブストーリーを描いています。

長尾謙杜の初主演に寄せた期待

共演する當真あみさんは、長尾さんの現場での雰囲気作りに感謝の意を表し、「毎日明るく温かい現場でした」と語っています。現場の空気を和ませ、撮影に集中できる環境を作り出すことは、主演俳優としての重要な役割です。長尾さんは、その責任を果たしつつ、周囲からの信頼を勝ち得ていました。

30年後に明かされる真実

本作のストーリーは、幼なじみの心也と夕花が、過去の事件によって引き裂かれ、その30年後に再び巡り合うというものです。長尾さん演じる心也の30年後をディーン・フジオカさんが演じており、彼の演技はまた一段と深い味わいを映画に加えています。ディーンさんは、この役柄を通して「親孝行ができた」とも述べていますが、彼がどのように心也を表現するのか、観客の期待が高まります。

一方、心也の父親役を演じる安田顕さんも、「スクリーンに映る主要な二人に出ている」と映画の完成度を絶賛しています。安田さんは、こども食堂を営む父親という役柄を通じて、家族の愛や絆を観客に伝え、物語に深みを与えています。

キャストの絆が生む化学反応

撮影現場では、キャストとスタッフの絆が深まり、作品に情熱が込められています。特に、長尾さんと當真さんの間に生まれた自然な演技の化学反応は、映画の中でも見どころの一つです。當真さんは、長尾さんの心づかいに感謝し、リアルな同級生役を演じることができたと振り返っています。

また、撮影終了時には、當真さんからのサプライズとして、四つ葉のクローバーのしおりがキャスト全員に贈られました。この心温まるエピソードは、映画のテーマである「愛と絆」を象徴する出来事として、撮影現場の温かさを物語っています。

映画を超えて広がる感動

『おいしくて泣くとき』は、単なるラブストーリーにとどまらず、観客にさまざまな感情を呼び起こします。主題歌には、シンガーソングライターUruさんの「フィラメント」が選ばれ、物語にさらなる感動を添えています。映画の公開に先駆け、完成披露試写会でのキャストの様子やエピソードは、多くの人々の心に響くものであり、作品の魅力を伝える絶好の機会となりました。

この映画が描くのは、勇気を持って行動することで報われる愛の形です。現代を舞台にした物語の中で、長尾さんや當真さん、そして他のキャストが織り成す人間模様は、観る者に新たな気づきを与えるでしょう。是非劇場で、30年の時を超えた愛の物語を体感してみてください。

[佐藤 健一]

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