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2025年03月05日 21時11分

ヴィッセル神戸、大迫勇也の活躍で光州を2-0で完封

ヴィッセル神戸、エース大迫勇也の活躍で光州に完封勝利

ヴィッセル神戸がアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のラウンド16、1stレグで韓国の光州をホームに迎え、2-0で勝利を収めました。この試合でのヒーローは、エースストライカーの大迫勇也選手。彼の1ゴール1アシストが、試合の流れを神戸に引き寄せました。

試合は序盤から一進一退の攻防が続きましたが、神戸は20分に大迫選手が先制ゴールを決め、試合を有利に進めます。続く29分には、大迫選手の精度の高いクロスに井出遥也選手が頭で合わせ、追加点を奪いました。この2点のリードが、神戸にとって大きなアドバンテージとなりました。

戦術的アプローチと大迫選手の役割

神戸は、光州が採用した6バックの守備的システムに対抗するため、前線でのプレスと中盤でのボール奪取を意識した戦術を展開しました。特に大迫選手は、相手ディフェンスの間隙を縫う動きでチームを牽引しました。彼のポストプレーと鋭い動きは、光州の守備陣にとって脅威となり、神戸の攻撃を活性化させました。

大迫選手の貢献は、単なる得点とアシストに留まりません。彼は試合全体を通して的確な判断とポジショニングで、チームメイトにスペースを提供しました。その結果、神戸は試合の流れを支配し、光州に大きなプレッシャーをかけ続けることができました。

守備の安定感と中盤の奮闘

神戸の勝利に貢献したのは、大迫選手だけではありません。ディフェンス陣もまた、光州の反撃をシャットアウトするために懸命なプレーを見せました。特にDF岩波拓也選手は、相手のエースストライカーであるヤシル・アサニ選手を抑え込み、守備の要としての役割を果たしました。

中盤では、鍬先祐弥選手と扇原貴宏選手がボール奪取に努め、チームの攻守の切り替えをスムーズに行い、試合のテンポをコントロールしました。このようなオーガナイズされたプレーが、神戸のクリーンシートに繋がったと言えるでしょう。

次戦への展望

この勝利で、神戸は準々決勝進出に向けて大きく前進しました。次戦は光州のホームで行われますが、アウェイでの試合でも神戸の戦術的な柔軟性と選手たちの個々のパフォーマンスが鍵となるでしょう。大迫選手を中心に、攻守のバランスを保ちながら、相手にプレッシャーをかけ続けることが求められます。

[松本 亮太]

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