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2025年03月06日 06時12分

昭和・平成の音楽伝説を振り返る『この世界は1ダフル』特集!

昭和・平成を彩った音楽の軌跡を振り返る『この世界は1ダフル』

日本の音楽史において、200万枚以上の売上を記録したシングルはわずか23曲しか存在しません。この稀少なヒット曲の数々を一挙に紹介する特別企画『昭和平成!200万枚売れた伝説の23曲全部見せます!!』が、フジテレビ系のバラエティ番組『この世界は1ダフル』で放送されます。MCを務めるのは、東野幸治さんとSnow Manの渡辺翔太さん。今回の放送では、豪華ゲストとして中島健人さん、横澤夏子さん、柴田理恵さん、河井ゆずるさんが登場します。

名曲たちの知られざるエピソード

この特別企画では、多くの名曲にまつわる秘話が明かされます。篠原涼子さんと小室哲哉さんによるパフォーマンスの貴重映像や、安室奈美恵さんの「CAN YOU CELEBRATE?」が月9ドラマ『バージンロード』の主題歌だったことが紹介されます。渡辺さんと中島さんは、この意外な事実に驚きを隠せませんでした。

また、ドラマ『101回目のプロポーズ』の主題歌であるCHAGE and ASKAの名曲に関しても、歌詞に合わせてドラマのエンディングが変更されたというトリビアが披露されました。このように、ヒットソングが単なる楽曲の枠を超えて、どのように文化やメディアと結びついてきたかが詳しく解説されます。

音楽と個人の思い出

この特集では、ゲストたちの個人的な思い出も語られます。河井さんは浜田雅功さんの名曲を「CDがすり切れるほど聴いた」と語り、カラオケでの思い出を披露しました。中島さんも「藤井フミヤさんとの『FNS歌謡祭』でのコラボが印象的」と振り返り、自分の映像を何度も見返したことを明かしました。

音楽が持つ力は、個々の人生に深く浸透しています。特に昭和・平成のヒットソングは、当時の時代背景や個人の思い出とともに、多くの人々の心に刻まれています。このような楽曲たちは、単なるエンターテインメントの枠を超え、社会的な現象や文化的なアイコンとしての役割も果たしてきました。

音楽とメディアの共鳴

『この世界は1ダフル』は、音楽とメディアがどのように共鳴し合ってきたかを再認識させてくれる番組です。特に昭和・平成の時代は、テレビドラマやバラエティ番組がヒットソングの人気を後押しし、その影響力を拡大していきました。木村拓哉さんが出演したドラマの主題歌がランクインするのもその一例です。

音楽業界はデジタル化の波に乗り、CDの売上が減少している中で、過去のヒットソングが持つ価値はむしろ高まっています。それは、音楽がただのトレンドではなく、普遍的な価値を持つ文化的資産であることを示しています。

この特別企画を通じて、視聴者はただ音楽を聴くだけでなく、その背後にあるストーリーや思い出を共有し、新たな発見をすることができます。『この世界は1ダフル』が提供するのは、音楽そのものだけでなく、それを取り巻く人々の情熱や思いを深く掘り下げた一つの物語です。

[山本 菜々子]

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