スポーツ
2025年03月06日 08時11分

岡野雅行、南葛SCで新境地を切り開く

岡野雅行、南葛SCでの新たな挑戦を語る

日本サッカー界に多大な影響を与えた元日本代表の岡野雅行氏が、サッカー漫画『キャプテン翼』で有名な南葛SCの事業本部長に就任しました。彼は新しい役職での目標として、「クラブの景色を変える」ことを掲げています。岡野氏は、南葛SCの知名度を向上させるため、地元葛飾区の商店を訪れ、クラブの名前を広める活動を始めています。

岡野氏が「景色を変えてみせますよ」と語る背景には、彼のこれまでの挑戦と経験が大きく影響しています。特に1997年の「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれる試合での活躍が、彼の人生における重要なターニングポイントとなりました。この試合での決勝ゴールは日本をワールドカップ初出場に導き、日本中に感動を与えました。

南葛SCと『キャプテン翼』の関係

南葛SCは漫画『キャプテン翼』で主人公・大空翼が所属する架空のチームを現実化したクラブです。漫画自体は世界中で支持されており、メッシやネイマールといった世界的スター選手も影響を受けたとされています。シリーズの累計発行部数は9000万部を超え、50以上の国と地域で刊行されるなど、世界的な人気を誇ります。

このような背景を持つ南葛SCは、ただのサッカークラブ以上の存在であり、岡野氏はその可能性に魅力を感じたと言います。彼は南葛SCのユニフォームやグッズ展開についても、より「南葛」らしいアイデアを提案し、国際的なファン層をターゲットにすることを考えています。

挑戦し続ける岡野雅行の信念

岡野氏のサッカーキャリアは、浦和レッズやヴィッセル神戸といったクラブでの経験を経て、ガイナーレ鳥取でのGM就任という形で新たな道を歩み始めました。彼はクラブ経営者としても大きな成果を上げ、特にスポンサーシップの獲得においては、地元の企業との関係構築に力を注ぎました。

ガイナーレ鳥取での経験は、岡野氏がクラブ運営においても一流の能力を持つことを証明しました。彼は「クラブを運営する」という新たな戦いを続け、11年間の経験を糧に南葛SCでの挑戦に臨んでいます。「ジョホールバルでもガイナーレでも南葛でも、僕の考えは変わりません。とにかく前に進むしかない」と彼は語ります。

[田中 誠]

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