スポーツ
2025年03月06日 10時10分

尾関彩美悠、新パターで女子ゴルフ2025年シーズンに挑む

女子ゴルフ2025年シーズン開幕に際して、尾関彩美悠の新たな挑戦

新しいパター「Queen B Milled in USA QB15」の魅力

尾関選手が選んだのは、ベティナルディの『Queen B Milled in USA QB15』というブレード型のパターです。このパターは、彼女がこれまで使用していたスコッティキャメロンの『PHANTOM X T9』やテーラーメイドのスパイダーとは異なり、エレガントなデザインと独特の打感を持っています。

特に彼女が惹かれたのは、パターのヘッドに描かれた蜂に王冠のマーク。尾関選手自身のボールマークにも王冠が使われており、デザイン面での共鳴があったようです。また、金属フェースでありながら柔らかい打感を提供するこのパターは、彼女に新しい感覚をもたらしました。「樹脂のように押してくれる打感」と表現されるその感触は、彼女自身の好みとぴったり合っているとのことです。

パター選びの基準と過去の経験

尾関選手は、パター選びにおいて「1メートルのパットが入るかどうか」を重視しています。グリーンの速さや重さに応じてパターを選ぶことは、彼女にとって重要な戦略です。昨年の経験から、彼女は試合ごとに異なるグリーンコンディションに対応するため、複数のパターを持参していました。

新シーズンへの意気込みと準備

尾関選手は今季の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」での優勝を目指し、オフシーズン中にスイングの調整やクラブセッティングの見直しを行ってきました。2022年に初優勝を果たした彼女は、さらなる飛躍を誓い、シーズン開始に備えています。

特に「ショットの精度」を向上させることが重要なテーマであり、そのための準備に余念がありません。この努力が実を結ぶとき、彼女は再び表彰台の頂点に立つことでしょう。

女子ゴルフ界における新たな潮流

女子ゴルフ界は、尾関選手のような若手選手たちが新しいテクノロジーやユニークなデザインのクラブを取り入れることで、ますます進化しています。それは単に競技力の向上だけでなく、観る側にとっても新たな楽しみを提供しています。

今回の「ダイキンオーキッドレディス」では、様々な選手がそれぞれのスタイルで競い合う姿が見られます。特に尾関選手が新たに投入したパターが、彼女のプレーにどのような影響を与えるか、今後の試合での活躍が期待されます。

新しいシーズンが始まったばかりの女子ゴルフ界。選手たちの挑戦と進化を見守りつつ、彼女たちがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、ますます目が離せません。

[伊藤 彩花]

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