スポーツ
2025年03月09日 09時10分
ダルビッシュ有、21年目の挑戦と新たな試みで存在感を発揮
ダルビッシュ有、21年目の挑戦と新たな試み
パドレスのダルビッシュ有投手がオープン戦初登板を果たし、38歳という年齢にもかかわらず、その存在感を示しました。オープン戦というのは、選手たちにとって次のシーズンに向けた準備段階であり、調整の場でもあります。ダルビッシュ選手は2回2/3を投げ、4安打2失点、3三振、2四死球という結果でしたが、彼自身はこの内容を冷静に分析しています。
初回は無失点でスタートし、2回には3者凡退を達成するなど、安定した投球を見せました。しかし、3回に入ると不運な連打と死球で無死満塁の危機を迎え、2点を失いました。これについてダルビッシュ選手は、「最初の2イニングはいい感じで投げられた」と試合後に振り返り、全体的にはポジティブな感触を得ているようです。
侍ジャパンの投手陣とダルビッシュの影響
今井選手についても、メジャーのスカウトが「ダルビッシュ有を思わせる」と絶賛しています。彼の剛速球と安定感は、メジャーでも通用すると期待されています。このように、ダルビッシュ選手の影響は次世代の投手たちに受け継がれ、彼らがメジャーリーグで活躍する姿が待ち望まれています。
しかし、ダルビッシュ選手自身にとっても、今シーズンは大きな挑戦となります。試合前に食事を取り忘れるというベテランらしからぬミスもありましたが、これは彼が試合に集中しすぎた結果だと語っています。このようなトラブルを通じて、彼は自身のメンタル面や準備の重要性を再確認しているようです。
[伊藤 彩花]