スポーツ
2025年03月10日 12時11分
中山牝馬ステークスでシランケドが初の重賞制覇、ヴィクトリアマイルへ期待高まる
中山牝馬ステークスで見せたシランケドの躍進と競馬界の新たな潮流
3月8日、中山競馬場で行われた中山牝馬ステークス(GIII)で、ミルコ・デムーロ騎手が騎乗するシランケドが見事な走りを見せて初の重賞制覇を果たしました。3番人気に推されていたシランケドは、直線での豪脚を発揮し、ホーエリートとの接戦をアタマ差で制しました。この勝利により、シランケドは今後のヴィクトリアマイルを目標とすることが発表され、その期待はますます高まっています。
シランケドの飛躍とその背景
牧浦調教師によれば、シランケドはダメージが蓄積しやすい馬であるものの、間隔をあけてもしっかりと走り続ける点が評価されています。この慎重な管理が功を奏し、重賞初制覇に繋がったのです。デムーロ騎手も「先週のリベンジができて良かった」と、勝利の喜びを語っています。
競馬界の新たな潮流と今後の展望
競馬界では近年、牝馬の活躍が目立ちます。アドマイヤベルのように、競走馬としてのキャリアを終えた後も繁殖馬としての役割を果たすことが期待されています。アドマイヤベルは、フローラSを制した後、ノーザンファームで繁殖入りすることが決定しました。これは、競馬界におけるサステイナビリティの一環として、優良な血統を次世代に引き継ぐ重要な役割を担います。
[鈴木 美咲]