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2025年03月15日 07時10分

ポルトガル代表、新旧融合でネーションズリーグ挑戦!ロナウドと若手に注目

ポルトガル代表、UEFAネーションズリーグに向けた新たな挑戦

ポルトガル代表が、UEFAネーションズリーグ準々決勝でデンマークと対戦するための新たなメンバー26人を発表しました。このリストには、40歳を迎えたクリスティアーノ・ロナウドや、17歳の期待の若手FWジオバニー・ケンダが含まれています。この選手たちの選出は、ポルトガルのサッカー界における新旧の交代を象徴しています。

ポルトガルは、2018-19シーズンのネーションズリーグ初年度以来、3大会ぶりの優勝を目指しており、クロアチア、スコットランド、ポーランドと同居するグループA1を無敗で突破しました。今回の対戦相手デンマークは、グループA4をスペインに次ぐ2位で通過した実力派です。ポルトガルはこの難敵を相手に、ホーム&アウェー形式で戦います。

若き才能の台頭とベテランの存在感

一方で、ロナウドは40歳という年齢にもかかわらず、未だに代表の中心選手として名を連ねています。彼の経験とリーダーシップは、若手選手たちにとって貴重な財産であり、チーム全体を支える存在です。ロナウドがそのキャリアを通じて積み重ねた経験は、今後の試合でもポルトガルにとって大きなプラスとなるでしょう。

現代サッカーにおけるポジションの再定義

ポルトガル代表の選手構成を見ると、現代サッカーにおけるポジションの変化が浮かび上がります。アラン・シアラー氏が指摘するように、かつてはオーソドックスなセンターフォワードが主流でしたが、今では多くのチームがウイングを重視する戦術を採用しています。これは、ポルトガル代表においても例外ではありません。

ブルーノ・フェルナンデスやベルナルド・シウバといった選手たちは、フィールド全体を駆け巡り、多様な役割をこなせる能力を持っています。彼らのような選手が、ポルトガルの攻撃を多彩にする鍵となっています。また、ディオゴ・ジョタやゴンサロ・ラモスなどのFW陣は、サイドエリアからの攻撃を得意とし、現代サッカーにおける「9番」の再定義を担っています。

今後の展望と課題

ポルトガル代表は、今後も新しい才能を発掘しながら、ベテランの力を活かしていく必要があります。特に、若手選手の成長とともに、チームの戦術をどのように進化させるかが鍵となります。今回のデンマーク戦は、ポルトガルがどのようにそのバランスを取るかを試される重要な試合です。

このように、ポルトガル代表は伝統と革新を融合させながら、新たな高みを目指しています。次世代のスター選手の台頭と、経験豊富なベテランの共存が、ポルトガルサッカーの未来を明るく照らしています。ポルトガル代表がどのような戦いを見せるのか、ファンの期待は高まるばかりです。

[鈴木 美咲]

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