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2025年03月15日 11時11分

King Gnu、新曲「TWILIGHT!!!」が『名探偵コナン 隻眼の残像』を彩る

King Gnuの「TWILIGHT!!!」がもたらす新たな風

King Gnuは、これまでに数々のヒット曲を生み出してきたバンドであり、独特な音楽スタイルと力強いメッセージ性で多くのファンを魅了しています。今回の映画主題歌「TWILIGHT!!!」も、そんな彼らの新機軸を打ち出す楽曲として期待されています。制作チームから「自由に作ってください」との要望を受け、メンバーの常田大希は「これまでの楽曲にない新しいアプローチができた」と語っています。疾走感あふれるサウンドに哀愁を漂わせるボーカルが絡み合い、映画のドラマチックな展開をより一層引き立てます。

『名探偵コナン 隻眼の残像』の魅力的な舞台設定

今回の劇場版では、長野県警の警部・大和敢助の過去が描かれます。長年、隻眼の警部として知られていた彼の秘密が明らかにされることになります。予告映像では、敢助が雪山で犯人を追いかけるシーンから始まり、彼の左目に何が起きたのか、そしてそれがどのように現在の事件に繋がるのかが描かれています。雪山という舞台は、物語に緊張感と孤独感を与え、観客を引き込む要素となっています。

また、これまでの劇場版シリーズ同様、江戸川コナンをはじめとする主要キャラクターたちがどのように事件に関わっていくのかも見どころの一つです。特に、安室透(降谷零)とコナンの対立が示唆されるシーンは、ファンにとって興味深い展開となるでしょう。安室が「そこまで君が知る必要はない」とコナンに告げる場面は、国家を巻き込んだ陰謀の存在を示唆し、物語のスケールを一層広げています。

プロデューサーが語るKing Gnuの起用理由

プロデューサー陣は、完成したシナリオを読んだ瞬間から主題歌をKing Gnuに依頼するイメージが固まっていたと語っています。「小五郎と長野県警組が織りなす哀愁漂う人間ドラマとミステリー、情感溢れる雪山など、今作で表現したい要素がKing Gnuの独創的な楽曲によって何倍も増幅される」とコメントし、彼らの楽曲が映画にどれほどの影響を与えるかについて確信を持っているようです。

観客を魅了する予告映像とその期待感

公開された予告映像では、雪山での緊迫感あふれるシーンが続き、視覚的にも聴覚的にも観客を魅了します。特に、敢助が隻眼になる前の姿が描かれることで、彼の過去に対する好奇心が一層高まります。また、蘭がフードを被った怪しい人物に飛び蹴りをするシーンや、水中に沈む高明の姿など、スリリングな展開が続き、観る者の心を掴んで離しません。

劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』は、原作コミックスが全世界で2.7億部を超える人気シリーズの一部であり、累計観客動員数が1億人を突破していることからも、その期待度の高さが伺えます。King Gnuの楽曲「TWILIGHT!!!」と共に、今作も多くの観客を劇場に引き寄せることでしょう。新たな謎とドラマが織りなすこの作品がどのような結末を迎えるのか、ファンは公開日を心待ちにしています。

[松本 亮太]

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