窪塚愛流、20歳の節目に語る成長と挑戦の軌跡
窪塚愛流、節目の20歳を迎えた挑戦と成長の記録
俳優の窪塚愛流さんが3月15日、都内で開催されたファースト写真集『Lila』の発売記念プレス取材会に出席しました。この写真集は、彼にとって特別な20歳という節目の年を振り返るものです。映画初主演や初舞台への挑戦など、華々しい一年を経て、彼は自身の成長と新たな発見について語りました。
「今は、すごい幸せ」と語る窪塚さんの表情には、充実感が溢れていました。彼はこの一年を「今の自分ができあがる分岐点」と位置づけ、俳優としての成功だけでなく、人生に対する考え方についても深く考える機会であったと振り返ります。挫折や試練を乗り越える中で、自分の考え方を受け入れ、人生の意味を日々模索することの重要性に気づいたと語ります。「答え合わせはまだしないでいい。考え続けて、ただ全力でやることと向き合う」との姿勢は、彼の今後の活躍を予感させます。
写真集『Lila』に込めた思い
窪塚さんのファースト写真集『Lila』は、彼が生まれ育った横須賀や地元の大阪で撮影されました。幼い頃から通った定食屋や母校、さらにホテルやビーチでのサーフィンなど、彼の20年の人生が詰まった一冊です。特に、父である窪塚洋介さんがモルディブで撮影した家族旅行の写真も掲載されており、家族の絆が感じられる内容となっています。窪塚さんは、この写真集について「うそが1つもない」と語り、一枚一枚にこめた思いが自分の背中を押してくれると述べています。
写真集のタイトル『Lila』は、中学3年生のときに亡くなった愛犬の名前に由来しています。「ずっといて欲しかった。亡くなっても近くにいるような感じがする」と、愛犬への思いを語る窪塚さんは、この写真集を通じて愛犬とともに歩む人生を感じているようです。
父・窪塚洋介との絆
写真集には、父・窪塚洋介さんが撮影した写真も収録されています。窪塚さんは「父親が自分の写真集に写真を掲載してくれた意味は、一生変わり続ける」と語り、父親の存在が自分にとって大きな意味を持つことを強調しています。厳しい言葉をかけられることもあるとしながらも、「愛してくれているのが伝わる」と感謝の気持ちを述べました。
この写真集は、窪塚さんにとって「自分の心の支え」となり、10年後に見返したときにどのような思いが浮かぶのかも楽しみにしているとのことです。
これからの展望
現在放送中の日曜劇場ドラマ『御上先生』での活躍も含め、窪塚さんは俳優としてのキャリアを着実に築いています。彼の言葉からは、挑戦を恐れず、自分の思いに蓋をせずに突き進む強い意志が感じられます。「せっかく」という言葉を大切にしながら、彼は自らの人生を豊かに彩っていくことでしょう。
[鈴木 美咲]