町田、苦手新潟を破り3連勝!J1リーグで新たな展開
町田、昨季の苦手新潟を下し3連勝達成:J1リーグの新たな展開
FC町田ゼルビアが、ホームでの対新潟戦で1-0の勝利を収め、今季初のホーム白星を飾りました。昨シーズン、町田は新潟に対してルヴァン杯を含めて4試合中1勝しか挙げられず、苦手意識がありましたが、この試合ではその壁を乗り越えました。試合は前半25分にFW相馬勇紀のクロスからFW西村拓真が頭で合わせてゴールを決めたことで、勝利の流れをつかみました。
苦手の新潟に対する勝利の背景
町田は昨シーズン、新潟に対して苦戦を強いられたチームです。特に新潟のハイプレス戦術に対し、ボール回しで対応しきれずに失点を許す場面が多く見られました。しかし、今回の対戦ではその戦術を上手く回避し、冷静にボールをつなぐことで試合の主導権を握りました。特筆すべきは、黒田剛監督がここ3試合連続で先発メンバーを変更せず、チームの一体感を重視した点です。これが功を奏し、選手たちの連携がさらに深まりました。
西村拓真選手のゴールは今季3点目となり、チーム内での得点王争いにおいても一歩リードしています。彼の決定力とポジショニングの良さが、町田の攻撃力を支える大きな要因となっていることは間違いありません。
町田の堅守と戦術の進化
町田の守備力も見逃せないポイントです。新潟の攻撃を90分間にわたってシャットアウトし、2試合連続のクリーンシートを達成しました。特にGK谷晃生やDF昌子源の存在が大きく、緻密な守備ラインを築いています。これにより、相手に多くのチャンスを与えず、1点のリードを守り切ることができました。
町田の戦術は、相手のハイプレスを逆手に取り、素早いパスワークで相手を翻弄するスタイルです。これにより、攻撃面でも新たな可能性を見出しています。FW陣の動きも活発で、特に相馬勇紀と呉世勲(オ・セフン)の連携が試合を通して光りました。
今後のJ1リーグにおける町田の展望
この勝利で町田は3連勝を飾り、勝ち点で首位の鹿島に並びました。この勢いを維持することができれば、リーグ制覇も現実味を帯びてきます。特にホームでの戦い方に自信を持ち、今後の試合でもさらにパフォーマンスを向上させることが期待されます。
町田の次の対戦相手は現在中位に位置するチームであり、ここでの勝利が連勝街道をさらに加速させるカギとなるでしょう。攻撃陣のさらなる活躍と堅守を武器に、今後も目が離せない試合が続きます。町田のサポーターたちは、チームの快進撃を心待ちにしていることでしょう。
[山本 菜々子]