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2025年03月15日 17時10分

名古屋グランパス、開幕6戦未勝利の重圧と新たな希望

名古屋グランパス、開幕6戦未勝利の重圧と新たな希望

J1リーグ第6節において、名古屋グランパスは東京ヴェルディに2-1で逆転負けを喫し、開幕からの未勝利を6戦に伸ばしました。これは1997年シーズン以来となる不名誉な記録であり、チームにとって大きな試練となっています。試合後、長谷川健太監督は「責任を非常に感じている」とコメントし、チームの現状を深く受け止めています。

前半のパフォーマンスと後半の失速

この試合で名古屋は前半21分、MF森島司が先制点を挙げ、試合の流れを掴むかに見えました。監督も「パーフェクトに近かった」と評するほど、前半のパフォーマンスは良好でした。しかし、後半に入ると、相手の攻撃を止められず2失点を喫し、逆転負けを許してしまいました。特に、ミスが絡んだ同点ゴールの後、チーム全体の士気が下がり、その後の失点に繋がったことが指摘されています。

監督の視点とチームの課題

長谷川監督は、「チームとして戦うことができれば、必ず活路は見いだせる」と述べ、選手たちに前向きな姿勢を求めています。特に、次の1点をどう取るかが今後の課題とされており、試合中における選手間のコミュニケーションの重要性が強調されています。監督は「みんなで声を掛け合いながら、お互いに声を掛け合いながら、次の1点を取る方向に持っていかないと、苦しい時期を脱することはできない」と述べ、選手たちの意識改革を促しています。

新たな希望、シュミット・ダニエルの復帰

そんな中、名古屋にとって一筋の光が見えています。それは、新戦力であるGKシュミット・ダニエル選手の復帰の目途が立ったことです。シュミット選手の復帰は、チームの守備力を強化し、安定した試合運びに貢献することが期待されています。監督もこの点に触れ、「シュミットが戻ってくるのは若干の光。そういう選手がかえってきそうなのはいいこと」と前向きなコメントをしています。

[松本 亮太]

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