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2025年03月16日 06時10分

幻のゴールと三笘薫の奮闘、ブライトン対マンチェスター・シティ戦が話題に

幻のゴールに揺れたブライトン対マンチェスター・シティ戦、三笘薫の奮闘と評価

15日に行われたプレミアリーグ第29節、ブライトン対マンチェスター・シティ戦で、ブライトンの日本代表MF三笘薫選手がネットを揺らすも、VARによる判定でゴールが認められないという出来事がありました。この試合は2-2の引き分けに終わりましたが、三笘選手の活躍が現地メディアで高く評価されています。

三笘選手は開始早々の6分に、右サイドからのクロスに反応し、ゴール前の混戦からシュートを決めました。しかし、VARチェックの結果、ゴールキーパーへのファウルがあったとして、この得点は取り消されました。この判定に対して、三笘選手自身も不満を隠せない様子で、試合後にはSNSを通じてファンからも多くの意見が寄せられました。「誤審だ」「ファウルではない」といった声が上がる中、試合は進行していきました。

三笘薫の試合中のパフォーマンスと評価

試合を通じて三笘選手は、常に攻守において存在感を示しました。前半19分には、プレスバックで相手選手を倒してしまいイエローカードを受ける場面もありましたが、その後も切れのある動きでプレーを続けました。特に後半18分にはボックス内でチャンスを作り出すなど、攻撃の起点となるプレーが光りました。

現地メディア『Sussex World』と英紙『デイリー・メール』では、三笘選手に対して「7」という高評価が与えられています。これは、序盤のゴールが幻となったにもかかわらず、その後も試合を通じてチームに貢献したことが評価された結果です。彼のパフォーマンスは、今後の試合でも大いに期待されるところです。

VARの影響とその是非

VARの導入によって、誤審を減らし試合の公正さを保つことが期待されていますが、その一方で、判定が厳しくなることで選手やファンにフラストレーションを与える場面も少なくありません。特に今回のように、微妙な接触がファウルと判断されたケースでは、納得がいかないという声が多く上がりました。

とはいえ、VARはサッカー界において重要な役割を果たしており、その運用方法については今後も議論が続くでしょう。ファンや選手が納得できる形での運用が求められる中、サッカーの試合自体の魅力を損なわないような調整が必要とされています。

プレミアリーグの競争激化とブライトンの今後

ブライトンは、この試合で昨季王者のマンチェスター・シティを相手に引き分けたことで、チームとしての成長を示しました。公式戦7連勝は逃したものの、強豪相手に勝ち点1を獲得できたことは、チームの士気を高める結果となりました。

プレミアリーグは、世界中の優れた選手が集うことで知られ、毎シーズン熾烈な競争が繰り広げられます。ブライトンはその中で、若手選手の活躍やチームの結束力を武器に、上位進出を狙っています。特に三笘選手のような存在感のある選手が活躍することで、チーム全体のパフォーマンスも向上しているように見受けられます。

[伊藤 彩花]

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