スポーツ
2025年03月16日 16時10分

ヴィッセル神戸、新戦力で湘南ベルマーレに挑む!エリキが初先発で躍動

ヴィッセル神戸、新戦力の躍動で湘南ベルマーレに挑む

エリキの存在感と神戸の攻撃陣

エリキは、湘南戦で初めて先発に名を連ね、早速その存在感を示しました。前半24分、左サイドのFKからのこぼれ球を見事にゴールへと結びつけ、さらに38分にはFW宮代大聖のスルーパスを受けて追加点を奪いました。彼のスピードとフィニッシュの精度は、神戸の攻撃に新たな風をもたらしました。

神戸の攻撃陣は、FW佐々木大樹、FW宮代大聖、そしてMF武藤嘉紀と共に、湘南の守備を脅かし続けました。特に宮代は、ボールを持ってからの視野の広さとパスの正確さで、攻撃の中心として機能しました。武藤もまた、怪我からの復帰戦となるこの試合で、攻撃の推進力を発揮し、チームを牽引しました。

大迫のベンチスタートとチームの選手起用

一方で、FW大迫勇也は2戦連続でベンチスタートとなりました。これは、ACLでの過酷な120分フル出場の影響を考慮したものであり、彼のコンディション維持を優先した起用です。大迫の不在は一見すると神戸にとって痛手のように見えますが、実際にはその分他の選手が活躍の機会を得ており、チーム全体の底上げにつながっています。

また、新外国人選手のMFグスタボ・クリスマンが初めてベンチ入りするなど、神戸は新戦力を積極的に活用しています。クリスマンの加入は、中盤の層を厚くし、チームの戦術の幅を広げる可能性を秘めています。

ACL敗退からの再起を目指して

神戸はACLエリートの決勝トーナメントで0-3の敗北を喫し、アジア舞台での挑戦は終わりましたが、この経験は彼らにとって大きな学びとなりました。特に、国際試合の厳しい戦いの中で得た教訓は、国内リーグでの戦い方に活かされることでしょう。湘南戦に向けて、神戸はこの経験を糧に、リーグ戦での初勝利を目指しました。

湘南ベルマーレ戦の意義

この試合は、神戸にとって単なるリーグ戦の一試合ではなく、シーズンの流れを変える重要なターニングポイントとなる可能性を秘めています。チームはこれまで3分け1敗と苦戦を強いられてきましたが、ここでの勝利は選手たちの自信を大きく高め、今後の試合に向けての勢いを生むことが期待されます。

[中村 翔平]

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