スポーツ
2025年03月18日 06時10分

三木つばき、世界選手権で五輪女王レデツカに挑む

三木つばき、世界選手権に向けた意気込みと五輪への展望

三木さんは17日、滞在先のオーストリアからオンラインで取材に応じ、これまでのシーズンを振り返りつつ、20日から始まる世界選手権への意気込みを語りました。「五輪に向けて弾みのつくシーズンだった」と彼女は笑顔を見せ、今季の成績が次なる大舞台への自信につながっている様子でした。

五輪女王レデツカとの対決に向けて

今回の世界選手権では、五輪で2連覇を果たしたエステル・レデツカ選手(チェコ)との対決が予定されています。レデツカ選手は2018年平昌冬季五輪でアルペンスキーとスノーボードの両方で金メダルを獲得した異色のアスリートであり、彼女との対決は三木さんにとっても大きな挑戦となります。

三木さんは「五輪を見据えて、自分がどの程度の立ち位置にいるのかを把握していく」と述べ、レデツカ選手との対戦を重要な試金石と位置付けています。彼女は「自分の持っているものをしっかりと試合で発揮することが大事」と自らの技術を最大限に生かすことを目指しています。

未来への期待と課題

しかし、競技の世界は常に変化し続けており、トップ選手であり続けるためには新たな技術や戦略を取り入れていく必要があります。三木さんもその点を認識しており、「スノーボードの根本的な楽しさを体現して、その先に勝利があったらいいなと思っています」と、勝利だけでなく競技そのものを楽しむ姿勢を強調しています。

スノーボード界における新たなヒロインとしての三木つばきさん。彼女の今後の活躍に期待が高まる中、スノーボードの魅力をさらに広めていく役割も担っています。彼女の挑戦がどのような未来を切り開くのか、多くのファンが見守る中で始まる世界選手権が、大きな意味を持つことは間違いありません。

[田中 誠]

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