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2025年03月18日 21時11分

西川貴教、ファレル・ウィリアムス映画で共感覚を語る

西川貴教、共感覚とファレル・ウィリアムスの映画で語るアーティストの旅路

歌手の西川貴教さんが、映画『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』のジャパンプレミア試写会に特別ゲストとして参加しました。この映画は、音楽プロデューサーであり、ファッション界でも活躍するファレル・ウィリアムスの人生をレゴアニメーションで描いた作品です。西川さんは、アーティストとしての苦労や成功までの道のりに共感しつつ、映画の独特な表現手法を称賛しました。

共感覚という特異な才能

西川さんは、ファレルが持つ「共感覚」という特異な才能についても言及しました。これは、音や数字に色を感じることができる能力で、ファレルが音楽を作る際のインスピレーションの一部となっています。西川さん自身もこの共感覚を持っており、数字に色が見えると語りました。彼にとって、数字「2」は黄色、「3」は白、「4」は赤といった具合に色が付き、これは彼のクリエイティブな表現に影響を与えているのかもしれません。

この共感覚は、一般の人々にはなかなか理解されにくいものです。しかし、アーティストにとっては、創造性を引き出すための大切な要素となることがあります。西川さんも、ファレルとの共通点を通して、自身の芸術的なインスピレーション源を再確認したようです。

アーティストの旅路と映画の表現方法

映画『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』は、ファレルの人生をレゴのアニメーションで表現しています。このユニークな手法について、西川さんは「レゴを使うことで重くならずに伝わる」と評価しました。アーティストとしての過去の困難や成功までの道のりを描く際、重くなりがちなテーマを軽やかに、かつ視覚的に楽しめる形で伝えることができる点が魅力的です。

西川さん自身も、ファンには日の当たる部分だけが見られることが多いと話し、陰での努力があってこその成果であると語りました。彼は、自身の経験とファレルの旅路を重ね合わせながら、アーティストとしての苦労と喜びを再認識しているようです。

地域への愛と新たな挑戦

また、西川さんは地元滋賀への愛情も垣間見せました。ファレルがクリエイティブアドバイザーを務める「NOT A HOTEL」の施設を滋賀に誘致したいと語り、地域活性化への意欲を示しています。彼は、滋賀で開催するライブイベント「イナズマロックフェス」を通して、地元を盛り上げる活動を続けています。アーティストとしての活動だけでなく、地域貢献にも力を入れる姿勢が印象的です。

[鈴木 美咲]

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