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2025年03月19日 17時12分

高橋一生主演『岸辺露伴は動かない 懺悔室』、ヴェネツィアを舞台にしたミステリーが話題に

高橋一生主演『岸辺露伴は動かない 懺悔室』:ヴェネツィアを舞台にした呪いと奇怪な事件が交錯するミステリー

高橋一生が主演を務める映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』の場面写真が公開され、ファンの期待が高まっています。本作は、荒木飛呂彦の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのスピンオフである『岸辺露伴は動かない』を実写化した作品で、5月23日に公開される予定です。今回の映画は、邦画初の“全編ヴェネツィアロケ”で撮影され、美しい景観と謎めいたストーリーが交錯するミステリーとなっています。

ヴェネツィアの美しさと呪いの物語

『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、ヴェネツィアの美しい街並みを背景に、呪いをテーマにした物語が展開されます。主人公の岸辺露伴(高橋一生)は、特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を持つ漫画家で、相手を本にしてその生い立ちや秘密を読み取ることができます。この能力を駆使し、露伴は謎めいた事件に次々と立ち向かいます。

今回公開された場面写真には、ヴェネツィアの路地裏で鋭い目線を向ける露伴の姿や、汚れた身なりをした浮浪者・ソトバ(戸次重幸)から呪いをかけられた水尾(大東駿介)が命をかけた試練に挑むシーンなどが収められています。この呪いとは、「幸せの絶頂の時に“絶望”を味わう」というもので、映画全体のテーマに深い影響を与えています。

キャラクターと関係性の描写

また、露伴の担当編集である泉京香(飯豊まりえ)は、彼のパートナーとして物語を支える重要な存在です。彼女の明るさと活発さは、映画に軽やかなリズムを加え、観客に親しみやすさを提供します。泉京香がボートに乗って現れるシーンは、ヴェネツィアの風情を感じさせる一コマとなっており、映画の魅力をさらに引き立てます。

『岸辺露伴は動かない』シリーズの人気と期待

『岸辺露伴は動かない』シリーズは、これまでにドラマ版や映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が制作されており、その独特の世界観とストーリー展開が多くのファンを魅了してきました。今回の『懺悔室』は、シリーズ第2弾となり、さらなる進化を遂げた作品として期待されています。

本作では、ヴェネツィアという異国情緒あふれるロケーションが、物語のミステリアスな要素を一層引き立てています。観客は、美しい映像とともに、露伴が遭遇する奇怪な事件や呪いの物語に引き込まれることでしょう。高橋一生の演技力と、井浦新、玉城ティナ、飯豊まりえといった豪華キャストの共演も、見どころの一つです。

『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、荒木飛呂彦の原作ファンのみならず、ミステリー映画を愛する多くの人々にとっても見逃せない作品となっています。5月23日の公開を前に、ますます期待が高まる本作。奇怪な事件の謎がどのように解き明かされるのか、観客はその結末を心待ちにしています。

[松本 亮太]

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