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2025年03月20日 14時12分

新浜レオン、上野での思いと未来を語る「観光大使に」

新浜レオン、上野での夢と原点を語る

演歌歌手の新浜レオンさんが、東京・上野恩賜公園で開催された「うえの桜フェスタ2025」の開花セレモニーに登壇し、ファンと共に感動のひとときを過ごしました。新浜さんにとって上野は特別な地。2019年、彼がデビューを果たした際、初めてのイベントを行ったのがこの上野であり、当時の観客は「ハト3羽」だったというエピソードは、彼のファンの間で今や伝説となっています。

膝スライディングでの登場、そして紅白出場への感謝

新浜さんは、おなじみの「膝スラ」でステージに登場。彼の登場を待ちわびていたファンからは大きな歓声が上がりました。昨年の「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たした際の衣装を着用し、彼はファンに向けて「上野のおかげで紅白に出場できました」と感謝の言葉を述べました。この一言には、彼がどれほど上野という場所を大切に思っているかが感じられます。

ダチョウ倶楽部の寺門ジモンさんもセレモニーに参加し、新浜さんとの軽妙なトークを展開。寺門さんが「膝から火が出そう」と冗談を飛ばすと、新浜さんは「衣装は破れています」と笑いを誘いました。このようなやり取りは、彼らのステージをより一層楽しいものにしています。

上野の観光大使としての新たな一歩

新浜さんは、上野での目標として「観光大使になること」を掲げました。そして、上野観光連盟の理事長から「我々も願うところです。ギャラは出ませんが、お願いします」という予想外の返事を受け取ると、「もっともっと大きくなって、上野をPRできるように」と決意を新たにしました。この一連のやり取りは、新浜さんの地元愛と彼の人柄を感じさせるものでした。

また、セレモニーでは新曲「炎のkiss」や、アニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマに決定した「Fun! Fun! Fun!」を披露。新浜さんは「コナンを通じて世界に行けるチャンスが開けてきた。今年は世界にも行けるように頑張りたい」と、さらなる飛躍を誓いました。

上野という特別な場所

「うえの桜フェスタ」は、桜の季節に合わせて開催されるイベントで、80を超える店舗が出店し、多くのアーティストがステージを彩ります。このフェスタは、上野の魅力を最大限に引き出す場であり、新浜さんのようなアーティストにとっても、自分のルーツを再確認する場でもあります。新浜さんの原点である上野は、彼にとって特別な場所であり続けるでしょう。

イベントの終盤、ステージ上空をハトが舞うのを見て、新浜さんは「あの時の3羽の子どもかな。見守ってくれてありがとう」と微笑みました。この言葉には、彼の過去から未来への思いが込められているように感じられます。新浜レオンさんは、これからも上野を拠点にしつつ、さらに大きな舞台へと羽ばたいていくことでしょう。彼のこれからの活躍が楽しみになります。

[伊藤 彩花]

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